六本木、ミッドタウン内のビルボード東京。キャパ300人で行われるスペシャルライブ。
とはいえ、このライブの情報はLovesongs BESTのアルバム発売特典としての発表で知ったため、ここ数年けやきホールで行われていたラブソングスシリーズ、ENKAでのスペシャルライブと並列の内容だとばかり思っていました。
今までのラブソングスシリーズとENKAもしくは、今後発売されるENKAⅡ~哀歌~から8曲程度歌ってくれての1時間かな♪ドレス姿間近で観られるな♪楽しみだな♪
そんな期待で会場に向いました。
ビルボードライブ東京はブルーノートと同じようなレストラン兼ライブスペース。
食事やお酒を楽しみながら、上質なライブをオトナが楽しむ場所。
行った事はありませんでしたが、なんとなくそんなイメージでした。
実際、会場に着いてみるとコンサート会場とはもちろんかけ離れたオシャレな雰囲気。ライブハウスよりも上質なサービス。1階席はテーブル席のためキャパよりは広く感じられ、2階、3階席は想像よりステージを観る角度があります。
顔なじみのファミリーも多く終結していましたが、ビルボードの元々の会員席以外にもおそらく演歌は聞かないけど、坂本冬美は一度観てみたい。というお客さんではないかと思われるような客層。
ここ数年、特にまた君以降の都内のコンサートやリサイタルでは地方のそれと比べると会場の年齢層は幅広く、まさに老若男女。ファミリーと呼ばれるコアなファンも10代から90代までの男女がまんべんなく存在するのですが、こうして会場に300人に凝縮して集ってみると、一括りにできない形容のしようがない幅広い客層が今の坂本冬美さんの客層なんだと嬉しくなります。
劇場公演をすればこの冬美さんの客層プラス劇場世代のお客さんで満員。
コンサートをすれば冬美さんの客層プラス演歌世代のお客さんで満員。
そして、ビルボードでライブをすれば冬美さんの客層プラスライブファンのお客さんで満員。
私はどの形式のものにもファミリーなので行かせて頂きますが、1つの形式では、1つのジャンルでは括りきれないこの幅の広さが、どの方向にも全力投球し続けた31年の活動がもたらせた結果なのだと思えます。
どの坂本冬美像も一人の人間が演じ作り上げてきたものだと思うと、改めて「坂本冬美」は「坂本冬美」というジャンル以外で括りきることはできない唯一無二の存在なんだと誇らしく思えます。
入場から1時間ほどのディナータイムを終え、ライブ開始時刻が迫ります。
自分のテーブルはステージとぴったりくっつくほど近く、楽器の位置やステージ中央を見てもこの距離感で冬美ちゃんを観る事はなかったなぁ。とドキドキします。
冠に「BS-TBSプレゼンツ」の入ったライブなので、テレビ収録用のカメラも数台あり、緊張感が高まります。
どんなドレスで登場してくれるんだろう。
そう思って疑っていませんでしたが、バンドさんが登場し、演奏が始まって登場した冬美ちゃんはなんとビシっとお着物姿。歌は夜桜お七でした。
歌い始めてすぐにバンドさんの後ろのカーテンがパァっと開くと、1階から4階くらいまでの高さの大きな大きな窓に都内の夜景が一気に広がりました。
「かっこよすぎる」
冬美ちゃんの近さと、バンドさんの音と、目から入ってくる夜景含めたビルボードのステージの迫力と、お着物で演歌?ラブソングス用ライブじゃなかったのか・・・という感情と、一気に色々な情報や感情が入り乱れ、どう落ち着いていいのかがわからない程の興奮状態だったと思います。が、記憶は・・・ないです。
ただ、ただ、「かっこよすぎる」
この時点で、テレビ収録もあるし、今夜のライブを記憶にとどめてレポートするのは無理だ。
もう、ただただ、感じて帰ろう。そう決めました。
続くMCでは、一番落ち着く本来の姿。ということで慣れぬ場所で歌うからこそ着物で演歌にしたかった。というお話があったと思います。
客席との近さに関しても、こんなに近いのは新人のキャンペーン以来では?と。
手を伸ばせば物理的にも届く距離にいながら、その存在は同じ世界に生きている同じ人間とは思えないほどに神々しく、どんなに近くてもテレビの中の坂本冬美とは同一人物であっても、気軽に冬美ちゃん♪と話しかけられる距離感ではありません。
スターだけが放つオーラを全開にして、冬美ちゃんは「坂本冬美」でした。
続く祝い酒では左右にステージ上を歩いてくれたのですが、目の前に移動してきた冬美ちゃんは近すぎて、私は無意識に「近い。近い近い。」と言いながら仰け反ってしまいました。
少しでも適正な距離を保ってちゃんと歌を聴きたい。ビルボードで歌う冬美ちゃんを目に耳に焼き付けたいのに「近い。近い近い」という自分の心の雑音が大きく邪魔をします。
男の情話はセリフ入り。
着物で演歌でビルボード♪は同じでも、「夜桜お七」なのか「祝い酒」なのか「男の情話」なのかで、その意味も景色も感情もやはり大きく異なります。
演歌3曲。ではなくて、演歌の中でも、冬美ちゃんの持ち歌の中でも、全て世界観が全く違うのです。
ご本人が選曲したのか、どなたが選曲してくれたのかわかりませんが、素晴らしかったです。
コンサートでも聴きなれた楽曲ですが、場所が違う、アレンジが違う、楽器が違うことで冬美ちゃんの歌声もいつもに増して新鮮に上手さが際立ち、ついつい言いたくなっちゃう。
「うまい!!」
また少しMCが入ったと思います。
猪俣先生のお話しだったかな?
どんな歌だとご紹介されたのか、アレンジのことに触れられたのか、それまでの3曲の感想を語られたのか、全く記憶にありません。
あ、背負った形になった窓に自分の後姿が映っていて、背中まで見られる機会はないから恥ずかしい。と話されていたと思います。
目の前に冬美ちゃんがいるから、ガラスに映った冬美ちゃんまで見る余裕ないってば。そう思った記憶がありました。(←それだけかい!)
続いて歌われたのが「火の国の女」
すべてがビルボード用のアレンジなので、どれも斬新で新鮮だったのですが、最もかっこよかったのが、この「火の国の女~エレキバージョン~」です。
ENKAⅡでセルフカバーが1曲入ると勘違いしたときに、冬美ちゃんのオリジナルもENKAアレンジで解釈の違った歌として歌ってみてほしいなぁ。と思ったのですが、一気に4曲もその夢、叶うの巻でした。
きちんのした言葉で言えなくてすいませんですが
「ちょっと~、これ誰アレンジしてくれちゃってるのぉ♪マジ、かっこいいんですけど」
という感じです。
改めてテレビで何がどうなっていたんだか聴きたいし観たいですが、心のメモ的には、
歌うまいなぁ。アレンジ変わってもこんなにキチンと歌えちゃうんだぁ。
今日限りのメンバーとの音でも合わせられるんだなぁ。どの音を聴きながら歌っているんだろう。
同じ歌詞でもいつもとは違う意味に聴こえるなぁ。何が違って、何が同じなんだろう。
あと、初めて聴いたのがこのバージョンでも、間違いなく私は堕ちてるな。とか。
心と思考がグルグルしているうちに歌は終わってしまって、もっと聴かせて~。とか、
普通のコンサートでもこのくらいアレンジされたバージョンがあってもいいんじゃないのかな?とか、早くもう一度テレビで落ち着いて聴いてみたい。とかまだまだ心の渦巻きがグルグル。
その後は再びMC。
「BS-TBSの放送をして頂くんですけれども、そのディレクター?(プロデューサー?)さんがどうしても入れてくれ。ということで、歌謡浪曲をやります。ビルボードで歌謡浪曲。
といっても、歌謡浪曲は30分くらいあって、私の体力では15分くらいが限度なのでコンサートでは15分でやらせていただいているんですけれども、今日はそれよりさらに半分で。
ですからストーリーもどんどん進んで行きますから、ぼーっとしていると何の話だかわからなくなってしまいます。集中してついてきてください」
そんな感じのお話しだったと思います。
選ばれた演目は「明治一代女」
今のコンサートでは梅川忠兵衛、その前が岸壁の母。これが2クール。その前が明治一代女だったと思いますので、何年振りに聞いたんだろう・・・
芸者さんが看板役者と恋に堕ち、その役者さんの襲名披露のためのお金を自分を慕う別の男性、みねさんに出してもらうけれども、みねさんに結婚を迫られて誤って殺してしまう。というお話。(ざっくり過ぎ・・・)
夜桜お七から祝い酒、男の情話、火の国の女で、いい女といい男をマイク1つで行ったり来たりできる冬美ちゃんにとっては、歌謡浪曲の中で女になったり男になったりという声色や迫力は世界観として表現の範囲内。本当はとっても困難なことだと思いますが、両性具有の冬美ちゃんが繰り広げる色恋沙汰の歌謡浪曲は出会うべくして出会った世界なんだと思いながら観させて頂きました。
ステージの動ける範囲が物理的に小さいので、楽器に当たりはしないか、ステージから落ちはしないかと心配になるところもありましたが、歌いながら、演じながらも慣れぬスペースを危なげなく有効活用。
ここがビルボードじゃなかったとしても、このバンド編成、このスペースのステージで歌謡浪曲は相当に難しかったと思いますが、それでもグッと時代も性別も超えた世界まで観客を連れていってしまう実力がかっこよすぎでした。
トークのときの端々までの気遣いと、演目中の集中力。このギャップもたまりません。
短くかいつまんで・・・というときには歌だけにするのかな?と思っていましたが、セリフメインで内容がわかるように編集というか編纂?されていて、まぁ、本当に何をしても驚かされるばかりです。
ここでこうやるか。これをそうするか。そこも入れるんだ。わおわおわお。でした。
一夜限りのスペシャルステージなので、坂本冬美の一部分、たとえばPOPSカバーだけで充分作ることもできるのに、演歌も歌謡浪曲も入れるんだ。もしかして全部を入れるつもりなの?うそでしょ?300人しかいないんだよ。ここで全部出すの?そんな驚きもありました。
ラブソングス系のスペシャルライブだと思って行っていたので、もう、このあたりで「私は何を観せてもらってるんだろうか。またしても想像のはるか斜め上の世界か」と驚きの連続でした。
衣装替えの間に何が演奏されていたっけなぁ?
耳からの情報がシャットアウトされちゃうくらい気になったのが、自分の目の前にススっと置かれたステージ上の椅子。
私の席はステージ中央から上手側に3テーブルほどずれた一番前の席。その席から、1メートルも離れてない距離に、洋館にある猫足のオットマンみたいな椅子が運ばれて、置かれていったんです。
これって・・・もんのすんごい近いんだけど、まさかのまさかのまさかして、ここにご本人が座るのかなぁ。座ったら冬美ちゃんの脚が私のテーブルに置かれちゃうくらいの距離感です。
もう、この胸のザワザワ音がうるさくて演奏が入ってこない・・・
ザワザワ ザワザワ。カイジ並み。
また君のイントロかな?という音楽に乗って、黄金のタイトなドレスに身を包んだ姫が登場。
そのまま、また君を歌うものだと思ったけどMCだったような。
ステージ中央に立ち、バンドネオン(アコーディオンみたいな楽器)を招き入れます。
「ああ。この椅子にはバンドネオンさんが座るんだ」とほっとしたら、違うところに座ってあれ??
「バンドネオンが出てきたということは、そうです。シャンソンをやります。」
といったようなお話があったような。
とても緊張しているというようなお話と、だからといって皆さんは緊張しなくていいですから。とか、初めてやるので失敗したらごめんなさい。というようなお話もあったような。
さてと・・・と歩きだした冬美ちゃんが、やっぱり。やっぱり、やっぱり??目の前の椅子にそっと腰掛けました。
「近い!細い、細い、細い。こんな細いウエストからあの声出るの?細い、細い、近い、近い、近すぎる。声、出た~~~~」
ということで、せっかくの「枯葉」の記憶はなし。いつ立ち上がって中央に戻ったのか、
その後の「バラ色の人生」もほぼ記憶なし。「雪が降る」でやや落ち着きを取り戻し、最近の冬美ちゃんの低音の響き、迫力はいつどこで身につけられたのかなぁ。あれ?元からだったっけなぁ?とちょっと思考が動きだしたところで「愛の賛歌」
素晴らしすぎる。素晴らしすぎる。
思わず2回言っちゃいます。素晴らしすぎる・・・・・
愛の感情はそれぞれあると思いますが、冬美ちゃんがあの冬美ちゃんの声に乗せる「愛」の感情のやさしく、強く、せつなく、甘い。あの「愛」
素晴らしすぎました。
アレンジも素敵で、また君のメロディで間奏をつなぎながら、連続での4曲。
一気に歌い上げながらも、それぞれの楽曲の世界観で愛を歌い、最後には冬美ちゃんにしか伝えられない「愛」で。
シャンソンも歌えるんだ~。じゃなくて、表現をしたことのないジャンルや楽曲に取り組み、それを「坂本冬美」の世界で表現しきるまで納得しません。というプライドや姿勢。
完成品を披露するときの緊張感。
それら全てが理想とし、憧れる我らが坂本冬美像と完全一致して・・・・
とにかく、間違いなく、けっこうな長さで天国にいってきました。
ただいま。
歌い終えた冬美ちゃんもほっと一息。
かと思いきや。。。。
「普通なら、これで、ふぅ。ってなりますよね。それが今日はならないのです。まだあるんです。」
と言って、またど肝を抜きます。
ちあきなおみさんの楽曲にも挑戦される。とのお話から、これまた一気に4曲。
「星影の小径」「夜間飛行」「黄昏のビギン」「喝采」
アカペラ含めて、こちらのコーナーでは歌声の響きというか、唯一無二のあの天使の歌声が文字通り体中に沁み渡る超絶快感♪♪
ちあきなおみさんの世界を表現したのではなく、ちあきなおみさんを持ってしてしか表現できなかった楽曲を、今の坂本冬美が表現するとこうなります。が正しいと思います。
楽曲の内容の世界観はもちろんですが、歌声がもう、それはそれは美しくて。その声の響きで泣けてしまう。
さらにメロディラインの美しい楽曲なので、歌姫の歌声が最大限活かされるというか・・・
そんな歌なら冬美ちゃんじゃなくたって歌えるじゃん。という歌でも、冬美ちゃんが歌うと名曲に聴こえるんですけど、名曲を名器が歌っちゃうとこうなっちゃうのね。人って泣くのね。これを心が動くとか感動っていうのね。なのね。なのよね。ね。ね。ね。
そんな感じです。
分析するような余裕は皆無で心で感じることしかできませんでしたが、後から考えるときっとシンプルな伴奏とシンプルなステージが、いつも以上に歌声に集中させてくれたんだと思います。
喝采はラブソングスに入っていますが、またそれとも違った印象。
あの歌詞のストーリーが本当に有り得るのはスター歌手だけなので、喝采をリアリティーを持って歌うことができ、尚且つ歌いこなせるというか歌うことができるのは坂本冬美以外にいないこと。
このような状況を「歌に選ばれた」というのではないでしょうか。
坂本冬美に歌われたがっている曲たちは、冬美ちゃんがこうなることを静かに待っていてくれたのかもしれません。
さすがに聴くほうもヘトヘトになってきて、これでまた君を歌ってくれておしまいかな。なんて思っておりましたら・・・・うそでしょ。「片想いでいい」が待っておりました。
この歌は長いので普段のコンサートには入れられないですし、年に1度くらいしか歌わないのですが・・・との前置きで紹介されたと思います。
いや、むしろ、年に1度この生歌が聴けるなら本当にありがたいです。
そういうプレミアムな曲を持てていることもかっこいい。さすがスター様。
集ったファミリーの多くはこの曲を聴くとき、「あ。自分だ」と思うのでは?
冬美ちゃんに永遠に片想いしている人に向けて、その私達の気持ちを歌ってくれちゃう。
泣くよ。泣きますよ。泣かされますよ。それは・・・
特に最初の歌詞が、これは冬美ちゃんをイメージして作ったんじゃないかと思うほどの描写で・・・
まぁ、顔も好みだからそこだけは違うけど。
「いつからか君が この胸を満たした 変わりゆく表情 揺れる髪の毛 ここから見られれば それだけでいい」
このあたりを、静かに、静かに、あの声で歌われてしまうんですよ。
そりゃ息苦しくもなりますよ。わかっててやってますよねぇ。ええ。そうですよ。好きですよ。とても好きですよ!
ちょっと何にキレてるかわかりませんが、グリグリと心をえぐられるようでもあり、この気持ちを「切ない」とだけでは言えないですよねぇ。
辛くなるけど好きであることをやめるのはもっと辛い。そんな「片想い」の全てのツボをついてくる歌詞。
その歌詞のひとことひとことを静かに歌いながら沁みさせてくる歌声。
さらに最後には怒涛の声量で、邪念や悲しさや虚しさなんてそんなものを何もかも飲み込んで「今のままでいいから」と歌いきる。震える。泣く。うぇ~~~ん。です。
繊細さと強さが黄金率で配合されている究極の冬美ブレンドです。1年に1度で充分です。
これもまた間違いなく坂本冬美にしか表現できない世界のひとつです。
最後は「アカシアの雨がやむとき」でした。
ラブソングスライブのときに、「片想いでいい」がラストだった回がありましたが、しばらく腰が抜けて椅子から立てなかったです。
余韻の強い曲というか、魂全てを持っていかれちゃう。それまでにあったことも白紙に戻しちゃうようなパワーがあります。
アカシアの雨がやむときを聴きながら、もはやこの歌は冬美ちゃんのレパートリーとしても定番感があるので、能登はいらんかいねを聴いて心をニュートラルに戻すような。
私には片想いでいいの衝撃から、キレイなメロディと歌声で救ってくれるような、そんな気持ちで聴かせてもらいました。
アンコールはするなと言われたって拍手や手拍子が大きく大きく止まらない。
当たり前です。これだけの感動を心の準備も整っていないのにどど~んと浴びたわけで。
誰がこの場に居たって感動してますよ。ファンだからじゃない。ファンてなんだ?この才能、この歌声は必ず世界中の人に届けなければいけない。聴かせてもらうのがファンじゃない。
宣教師のように広めていくことが坂本冬美ファンの定義なのかもしれない・・・
あまりの幸運に恵まれ、これからの自分の人生の使命ってなんだろう。なんてスケールまで広がった思考が頭をグルグルしちゃいました。
アンコールで登場してくれた冬美ちゃんは特別バージョンのまた君に恋してる。
ええっと。ええっと。残念ながら覚えておりません。。。
記憶してないわけじゃなく、心のメモのほうが、もうずいぶん前から溢れちゃってまして。
メロディの歌い方も語りかけるようで明らかにいつもと違うし、冬美ちゃんがこんな感じで崩して歌うことはないので、今日だけのためにこれを作ってくれたのかぁ・・・とか、そーゆーことは思いましたが、デザートは別腹といえどもメインを食べ過ぎてもう入らないよぉ。
そんな気持ちでした。
感情のみのレポートなので、ちゃんとした客観的なレポはビルボードさんやユニバーサルさんに上がっているのが、全くその通りだったので是非そちらを読んでいただきたいです。
冬美ちゃんには、いつも驚かされるばかりなのですが、「想像を絶する」とか「予想を上回る」とか、その程度じゃないんです。
なんで??とか、ウソでしょ??という驚きが連続しておとずれるというか。
正直、由紀さおりさんとのジョイントコンサートで感動の心は使い果たしていて、ビルボードではホームな気分で癒されちゃおうっと♪くらいの気分でいたのがいけなかった・・・
坂本冬美、おそるべし。
なわけです。
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