1月30日よこすか芸術会館コンサート

アジアの海賊~Captain FUYUMI Tシャツ~

アジアの海賊~Captain FUYUMI Tシャツ~

行って着ました!今年初めてのコンサート、そして久しぶりに2時間冬美ちゃんを堪能できる幸せを噛み締めてきました。

今回からの新構成、ステージや衣装も新しくなるとのことでとても楽しみで、この新鮮なワクワク感を大切にしたいので、昼の部を見たファミリーにも前情報は聞かないで、まっさらな気持ちでステージを待ちました。

私の席は前から2列目の真ん中。ステージは客席から近く、かなり見上げる角度なので真正面を見ると冬美ちゃんの足元になるので、草履の柄までよく見えました。

オープニングのSEも斬新で、ボレロ??かな??和でも洋でもなく意味は違うかもしれませんが、印象としては「オリエンタル」って感じ。
一曲目のイントロが始まると「風に立つ」でした。

セットも壮大で、もっと後ろの席からでないと全体の雰囲気が掴めないスケール。贅沢ですが、後ろから見たいなぁ。と思う大きさでした。

向かって左手から斜めに配置された階段状の花道?を、ゆっくり歩きながら冬美ちゃんが登場しました。やさしい表情で少しまぶしそうな笑顔です。
「かわいい・・・」最初のため息・・・。

正面を向くと、着物は薄いブルーに左袖に大きな虹。裾には波。言われるまで気付きませんでしたが、紅白で着ていた衣装だそうです。
紅白だって生観戦、しかも一列目だったのに記憶にないのは、かなり緊張した観戦だったからでしょう(笑)

テレビで見るより淡い、とてもキレイな色で、スケールの大きな冬美ちゃんに、とてもよく似合っています。

風に立つは、前々回のコンサートでラストに歌っていたときのような力強い歌い方ではなく、やさしく語りかけるような歌い方。いきなり気合い満々だったら驚くよね。とでも言いたげな歌い方です。
気持ちよく伸びる歌声に、「いい声だなぁ。やっぱ冬美ちゃんは上手いなぁ・・・」って。

ラストで歌っていたときは、♪やるっきゃな~い~さ~♪で冬美ちゃんが拳を上げるときに一緒に拳を上げて見ていましたが、一曲目だし気後れしちゃってただただぼうっと見ちゃいました(笑)

歌い終えるとご挨拶。
そこで紅白の衣装であることを冬美ちゃんが教えてくれました。久々のコンサートのせいか、今年はあばれますよ!という冬美ちゃんに共感したためか、客席からリサイタルなみの「冬美ちゃん!」「ふゆ~~みちゃん!」の声がたっくさんかかりました。いいねぇ。いいねぇ。

続いて曲目紹介。初めてだと、これが楽しみのひとつです。前置き?で曲目を当てるのもマニアックな楽しみ♪
「デビュー2年目の・・・」と始まれば、「祝い酒」!!とか、「デビュー15周年記念曲・・・」と言えば「やったぁ!凛としてだ!!」みたいに。「そして三曲目は・・・冬美のソーラン節・・・」。
「わ~~~い♪残れないかと思った。ソーラン節残留!やったぁ!!」

と、冬美ちゃんと勝手に心で会話しつつ「初めて」の楽しさを堪能します。

久しぶりに生で聴く「凛として」。かっこいいなぁ。堂々とした歌詞を真正面から歌う冬美ちゃんを見ると、この歌は冬美ちゃんしか歌えない冬美ちゃんのための歌だなぁ。と当たり前のことにまた感動します。

「そうさ、人生やるっきゃないさ」「私も生きたい 凛として」
人生の応援歌から抜粋した言葉が、冬美ちゃん自身や冬美ちゃんが伝えたいことを表し、私たちの信条にもなっている。
時の流れにいつでも冬美ちゃんがいてくれる。
コンサートはそんなことを再確認させてくれます。

得意な笑顔で「冬美のソーラン節」を歌う冬美ちゃんに「どっこいしょ!どっこいしょ!」と声をかけてみますが、自分の声が小さい・・・いかん。こんなじゃアジアの海賊でヨイヤサ!の掛け声がかけれんない。頑張らねば。とちょっと緊張してきました。
きっとこれからもこの構成のコンサートを何回も見せてもらうことになるから、冬美のソーラン節では自分の発声練習をしよう。そんなことを考えました。

さぁ。薄い幕(新品)が降りて、沓掛時次郎です。

大阪新歌舞伎座で見たときのあの衝撃・・・
かっこいい時さんにまた会える幸せ。でも、随分と期間が開いたから、冬美ちゃんは練習しなおすようになっちゃったんじゃないかな?そんな余計な心配までしながら待ちます。

薄い幕が降りたまま、スポットライトが舞台真ん中を照らすと、「凛」とした佇まいの冬美ちゃんがキリリとした表情で輝いています。

「あぁ、大丈夫だ。今日の冬美ちゃんも私が心配するまでもなく準備バッチリで気合い充分に時さんに会わせてくれる」

立ち姿だけでそこまで伝わってきました。

マイクを持つ右手はマイクをしっかり握り締め、空いた左手はグーにしっかりと握られ、一歩一歩踏みしめながら時さんが近づいてきます。

大阪以来、あまりCDの沓掛時次郎を聴かないようにして、少しでも「最初の衝撃」をまた味わおうと準備していた私(笑)

見事にやられました・・・

かっこいい。し、お絹さんは今日も切ない。何かが変わったようにも思うけど、記憶の中だけの大阪での体感なので何が変わったのかはわかりません。
コンサートでも見たいけど、CDでも聴きたい。DVDならなお良し。そう思います。
贅沢な話しだけど、一回では全部消化しきれない魅力なんです。
衝撃が強すぎて、「どこが」とか「何が」という分析までできない・・・
きっと「圧倒される」ってゆーのはこーゆー状態のことなんでしょう。

バンド紹介の明るい冬美ちゃんの声を聴きながらも、まだ時さんのかっこよさを反芻し、「やっぱり私はあの男らしい冬美ちゃんに魅かれているんだなぁ。かっこよかったなぁ。いい男だなぁ・・・」とすっかり舞い上がっていました。

ところが!!
バンドさんの中から、クラリネット、ウッドベース、ギター、ヴァイオリンの4人がステージ上に椅子を並べて演奏が始まり、冬美ちゃんのナレーションがあって冬美ちゃんが登場すると・・・

ギャー!!ギャー!!!
マジ、溶けるぅ~~~~~!!!

そうです。現れた冬美ちゃんは時さんとは打って変ってワインレッドのドレス姿。
帽子をかぶり、ドレスはマリーアントワネットのような、お尻がポッコリしてるなんて言うんでしょうねぇ。貴族風です。
サウンドオブミュージックの先生の最初に登場するようなイメージ・・・メリーポピンズみたいでもあり、ベル薔薇のパーティに参加する人のようでもあり・・・日本人は似合わないと思っていたあのドレスです。決して演歌の人が着物じゃなくてドレスで歌うときに着ているようなドレスではなく、上手く説明できませんが、リボンの騎士のような赤いパンツスーツで登場してきたときの「ギャーーーー!かわいい!!」に似たインパクトです。

もう、ウエストの細さったら・・・顔の小ささったら・・・似合う!!最高!!

ちょっと落ち着いてからよく観察したら、袖の部分はちょっと開いていて完全な「洋」でもなく、やっぱりオリエンタルってゆっか、洋物をそのままじゃなく冬美ちゃんに似合うようにカスタマイズされてる感があって、衣装を作ったデザイナーの方はきっと冬美ちゃんをよく知ってる方なのでは?そして天才でしょ。と思いました。

絶対にあの姿の写真が欲しい。うん。絶対に欲しいし、みんなに見てもらいたいです。「この冬美ちゃんもどうよ!!いいでしょ!!そーでしょ~~~。」って、溶けるなぁ・・・100%ニヤニヤしてたと思いますよ。私は。

肝心の歌ですが、その前にナレーションの声も良かったなぁ。
やさしくて、聞き取りやすくて、色っぽい声だけどいやらしくなく、独特の話し方なんですが上手いですよねぇ。これも好きです。

曲目はA31さんのメモのカンニングですが、宵町草、胸の振り子、テネシーワルツ、星の流れにの4曲。

これこれ!!これよ~~~!って思う良さ。

冬美ちゃんの声に合った歌を探してくるのか、冬美ちゃんが歌うとこうもよくなっちゃうのか、名曲は年をとらないというか・・・

歌手としての冬美ちゃんの実力を余すところなくお伝えします。と言われているような、誰が聴いたって「うまいなぁ・・・冬美ちゃんは歌が上手いなぁ・・・」って感じると思います。

頑張ってます!という感じでもなく、とても自然に歌っているのに、歌声はとびきり上手い。聴き慣れない歌を聴いたときに感じるあの感覚。天性の声と歌唱力が嫌味じゃなくとても自然にすぅ~~っと入ってきて、この歌は冬美ちゃんに歌われるのを待っていただろうなぁ。歌手ってすごいなぁ・・・と尊敬せずにはいられません。

これも、ぜひぜひCDにしてもらいたい!!感覚としては「また君に恋してる」を聴いたときのような「う~~~ん♪いいわ~~♪」に似ています。
最後に歌った「星の流れに」は、演歌風アレンジなのかな?八代亜紀さんが歌いそうな。そんなイメージでした。

ここで冗さん登場。

コッテリと冬美ちゃんにやられっぱなしで、やっと一息つけました。

さぁ、その間に太鼓が運ばれ・・・、あ、次はアジアの海賊だなぁ。と思うとまたまた気を抜けない!
セットのバックもものすごく派手に変わって、客席もざわついています。

申し訳ないけど、アジアの海賊は、ヨイヤサ!をしなくちゃ!!って緊張で、あまり記憶にありません。とにかく早くて楽しむ余裕もなくビューっと一瞬のうちに終わってしまったような・・・あーすればよかった、こーしとけばよかった。なんて思いもありますが、そんなことも言ってられないようなスピード感。記憶に残っているのは、足が細いなぁ。爪がキラキラしてるなぁ。気合い入ってるなぁ。って断片的でつながりません・・・衝撃度の強い歌ですねぇ。完全に押されちゃった。

秀秀さん、宝さんとのトークがありちょっと落ち着いてからあばれ太鼓。
大正解だと思います。アンコなしなのは「ふゆ~みちゃん!」をやりたい人にとっては寂しいかもしれませんが、その分「ヨイヤサ!」をマスターしてそこに全力投球してもらえれば・・・なんて思いました。

私としては、アジアの海賊の衣装が冬美ちゃん至上最高だ!と思っていたのに、その前にワインレッドのドレスで度肝を抜かれていたので、その上アジアの海賊の衣装を見せられ、さらに夜桜お七で登場してきた冬美ちゃんが、これまた新しい雰囲気の薄紫の着物姿で・・・それがまた髪型もステキで、いいんですよ。ほんと、これまた・・・

かなり頭が混乱して、もう無理だって、こんなに魅力を次々と全開にされたら・・・って仰け反るような満腹感。
歌ももちろんですが、新構成のコンサートはビジュアルでも完全にのされます。あと、照明やセットも派手なので、2階席や後方の席でも今まで以上に臨場感があると思います。今年の気合い、ハンパないです。

で、やっと落ち着いてプレゼントコーナー。大スター冬美ちゃんにちょこっと近づける唯一のチャンス。私は「赤のドレスがステキでした」と言いました。冬美ちゃんが何と言ってくれたかは覚えていません。ハイ、舞い上がってしまって・・・いつものことです。

冗さんのサプライズで、冬美ちゃんに「その二葉先生がいらっしゃっています!どうぞ!」と舞台袖に向かって言うと、冬美ちゃんが「え~~~!そんな~~~!」と大慌て・・・・
冗さんから「うそですよぉ。」と種明かしされると、
「あ~~~、ビックリしたぁ。お昼の部は先生が来て下さって、本番前まで沓掛時次郎のお稽古をして頂いてまして。終わってからありがとうございました。ってお見送りまでしたのに、いらっしゃっているって言うんですもん。本当にビックリしました。」って。
冗さんは「あんまり最初から真剣にステージを務めているから、ちょっと気を緩めてあげようと思って。」と言われていましたが、冗さんの気持ちもわかるほど、冬美ちゃんは気合いが入っていました。

次の駒子ちゃんを歌いながら、ちょっとさっきの動揺があるかな?なんて感じました。
そして「能登はいらんかいね」
この歌はとても不思議で、どんなことがあったときでも後半に「能登はいらんかいね」を聴くと落ち着くんです。きっと冬美ちゃんがそうなんだと思っています。
あばれ太鼓はデビュー曲なので原点ですが、その後にいっぱいいろんなことがあって、今でも新しいことがいっぱい起きる冬美ちゃんだけど、「能登はいらんかいね」になると、いつもの冬美ちゃんに戻るような。そんな故郷みたいな落ち着きが、この歌を歌う冬美ちゃんからは感じられます。

続く「紀ノ川」。心地良い歌声と確かなメッセージが伝わってきます。派手さはないですが、しっかりと歌からメッセージが伝わってくるのは、いつでも心を込めて丁寧に一曲一曲を大切に歌ってくれる冬美ちゃんだからなのでしょう。

最後を締めるのは「火の国の女」
赤いライトが冬美ちゃんに当たると、薄紫の衣装も真っ赤に見えます。強いライトの中で目を閉じる冬美ちゃんの色っぽいこと。これまたたまりません。力いっぱい気合いが入るほどに色っぽい。熱唱が似合うこの歌も大好きです。かっこいい。
最後はエンディングにつながるため、「あちか~~~!」で止めるバージョン。
私は、火の国の女の最後のポーズが大好きなので、あれを見れないのはちょっと残念です。

真っ赤なライトの中でフリーズした冬美ちゃんが動き出すと、ライトが明るくなり、冬美ちゃんもさっきの火の国の女の表情から、やさしい表情へと早変わり。

大満足で大満腹のステージのフィナーレです。

新構成のコンサートに行く前は、今年はコンサートが少ないしあんまり見られないかもなぁ。なんて思っていたのですが、あまりの完成度の高さと盛りだくさんな内容に、んなこと言ってらんない!超無理してでも最大限コンサートに行くぞ!!絶対何回でも見たい!これを見逃したら大損だ!!と、すっかり追っ掛けモードになっていました(笑)

冬美ちゃんもリサイタル級の脱力感。と冬美ちゃん便りに書いていますが、とっても贅沢に冬美ちゃんの魅力が2時間にギューギューに詰まった、素晴らしいコンサートでした。無理してでも見に行くことを強くオススメします!!

今回のコンサート、絶対にDVDにして欲しいです。テレビ放映でも良いですが、色んな意味で冬美ちゃんの「今」が全部切り取って残せるのは、このコンサートしかないんじゃないか。と、絶対に絶対にそうだと思います。

2009年は冬美ちゃんにとっても、私たちファンにとっても大きな年になるんだなぁ。
そんな感覚を掴んだコンサートでした。

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