大感動の千秋楽。
取り急ぎ、覚えてることをゆんころちゃんの記憶と混ぜてペタっと貼ります。
順不同ですが雰囲気をどーぞ。
おみねさん
「今日の皆さんの顔を見るとすごく血色がいいですねぇ、それはきっと大好きな冬美さんのお顔を見れて歌を聞けて、幸せだからですね♪そんなお客様の顔を間近で見ると演じてるこちらもやる気が漲りました!」
みたいな挨拶をしていて、本当にその通りだなぁって思いました。
冬美ちゃんに会えたら元気になれるもん(キラキラ)
おみねさん良いこと言うわー!
ピン子さん
「また演りたいと思いました!再来年また演りますよ!明治座ー!聞いてるかー!(みたいな感じのこと…)そうやって思わせてくれたのはあなた達のおかげなのよ!(ファミリーのこと見ながら)ありがとうね。本当にありがとう。」
ピン子さん「連日、石井先生が来てくださり、本当にありがとうございました。冬美ちゃんのことを大きくしてくださり、ありがとうございます。(号泣)」
ピン子さん「冬美ちゃんの芝居は、”歌手芝居”と思いません。役者は、歌手の芝居を馬鹿にする人が結構いるんですけど、冬美ちゃんの芝居は心で演じてんのよ!冬美ちゃんは女優よ!私が言うんだから間違いない!」
自分なら影に回って冬美ちゃんを前に出してあげられる!と。
冬美は控えめなのよ…ほんとにいつも控えめ…
これは主役が演れる私にしかできないのよ。
脇役は前に出たがるから(笑)
だけど、本当に冬美のお芝居には心があるから。
本当に冬美ちゃんに感謝しているの。私の背中を押して舞台に立たせてくれたこと。もう舞台をやることはないと思ってたんだから。
でも、冬美に言われてやって良かった!
今日のラストシーンで幕が下りたら、冬美が駆け寄ってきてピン子さん!寂しい!って。
本当によく頑張った。
この子のために影に隠れて押し上げてやりたい。そう思う子なの。
坂本冬美を歌手芝居なんて言わせない。立派な役者です。
三田村邦彦さんは、新歌舞伎座と同じ挨拶で
チケット代安いと思いませんか?!
冬美ちゃんは本当に努力家でこんなに真面目な人は役者にもいない。
こんなに大変なんだから帰ったら寝た方がいいんじゃないかと思うのに、毎日ですよ!毎日自分の演技をビデオに録って、もっとこうした方がいいって研究して。
(ピン子さんが言った部分と三田村さんが言ったことが混ざってますが)
役者でもこんなに自分の演技を見ない!
私たちは見たことがない(笑)
ファンの人も熱心で何回も観に来る。
石井先生
正直言って、最初は坂本冬美さんのことを不安に思っていました。
それが今はファンになりました。
(場内爆笑!)
いろいろとうるさく言ってごめんなさいね。
(冬美ちゃん「とんでもない。ありがとうございました」)
ピン子さん「石井先生!次回も明治座で。来年は五木さんとが決まってるから(新歌舞伎座)再来年。書いてくださいね。もう、私考えてるから。三田村くんは振られちゃって、太吉がプノンペンから出世して帰ってきて。先生、続き書いてくださいね!」
二葉先生「石井先生。このお芝居を通して冬美ちゃんにたくさんの良い経験をさせていただきまして、お勉強させていただきまして、本当にありがとうございます」
ピン子さん「石井先生が、あの手紙のところが良かった。と褒めてくださって、冬美ちゃんが手紙を読むシーンかと思ったら岸壁の母のことで。
二葉先生から受け継いだ岸壁の母が良かったって。
戦争を知ってる方にとっては嫌なものなんだけど、冬美ちゃんの岸壁の母は凄く良いって。」
石井先生
「二葉先生の教えが良かったんでしょう」
二葉先生
「戦争知ってる世代って、石井先生と私だけですね(笑)」
冬美ちゃん、ひたすら恐縮。
しばし、二葉先生は「うちの冬美ちゃんを勉強させてくれてありがとうございます」
石井先生は「うちの冬美ちゃんを育ててくれてありがとうございます」
ピン子さんも「うちの冬美を受け入れてくれてありがとうございます」
みたいに、錚々たる皆様がみんな口を揃えて冬美ちゃんの代わりに御礼を言い合う。という状態。
ファンに対しても「これからもうちの冬美ちゃんを支えてやってください」という目線でみんながみんな冬美ちゃんのための発言。
どこにもお世辞や計算がなく、心からの言葉で冬美ちゃんを愛し、冬美ちゃんを心配し、冬美ちゃんを助けたいという気持ちが伝わってきて、泣けるなんてもんじゃない。
ピン子さんは「冬美ちゃんファンは、冬美ちゃんを選んだこと、絶対に間違ってないから。私が保証するから。本当に素晴らしい子。こんな子いないんだから。芸能界長くやってるからわかるんだから。坂本冬美で間違いない!!」
と太鼓判。
二葉先生
「本日は、冬美さんとピン子さんの千秋楽にお越し下さりまして皆様どうもありがとうございます。
そしてここでお礼を言わせていただきたいです(みたいなニュアンス)。先日の私のお誕生日に、 冬美さんの後援会(ファンクラブの事)の皆様から、綺麗なお花をいただきまして本当にありがとうございます。感謝いたします。そして、後援会の方々からの心のこもったメッセージの素敵なアルバム、ありがとうございます。お一人お一人のメッセージ、読ませていただきました。ありがとうございました。」
清水由紀さん
「最初は不安が有りましたが、皆さんに助けられて、そして冬美さんのファンの方々の熱心な応援に感動しました。1ヶ月ありがとうございました」
丹羽貞仁さん
えーーーっと、ごめんなさい覚えてない…
森山愛子さん
「こんなに素敵なお芝居とステージに出させていただいて本当にありがとうございました。私は冬美さんの事務所に入れていただいて本当に良かったです。そして、冬美さんと二葉先生の歌をこんなに間近で聞かせていただいて、本当にこんなお勉強させていただいて感謝します。」
↑の愛ちゃんの挨拶にかぶせてピン子さん
「私の歌は!!!」(会場爆笑)
本編のレポを。
まずはお芝居。
八重次ねぇさんとのシーンはもちろん、政子ちゃんとの二人のシーンでもお二人とも泣きそう。
谷川さんとのシーンも、太吉さんとのシーンも泣いてました。
何度も万感込み上げるという感じで、冬美ちゃんの想いでもあり、共演の役者さんの想いでもあり、各役柄の人の気持ちともとれるシーンが全て重みを増していました。
千秋楽というと、おふざけやアドリブでカラッと「おつかれさまー」ってなるパターンもあると思うのですが、お芝居の千秋楽は真逆。
全シーン振り返って何が違ったのか書けるくらい特別に素晴らしかったですが、もっと書きたいことがあるので割愛。
この一カ月の想いと、役柄の想いが相まって、演技だけではない気持ち、「心」がより伝わる素晴らしいお芝居でした。
何度も、何度も何度も観ていますが、千秋楽だからということではなく、間違いなく最高の「恋桜」でした。
願わくば、この「恋桜」をそのままあと1週間続けて欲しい。この感覚で伝えてくれたら難しい複雑な心の変化も全てわかるほど、本当に完璧な、きっと石井先生がイメージしていた恋桜なんだと思いました。
冬美ちゃんの歌からはいつも感じることです。
歌の主人公の気持ちも、冬美ちゃんの気持ちも、メロディや歌詞が伝えたいテーマも、自分と重ねられる部分も、全てが心に直接「伝わる」あの感覚。
お芝居は歌と違うから、ストーリーを楽しむものだと思っていましたが、こんなにも心に真っ直ぐに伝わってくるものなんだと、何度も観ているのに感じたんです。
冬美ちゃんの歌のようなお芝居なんです。すごいでしょ???
ピン子さんが「冬美ちゃんは心で演じられる」とおっしゃっていたのと、岸壁の母を聞いたり、二葉先生のお話を聞いたりして、ああ。こういうことかな?と思うことがありました。
今日やこのお芝居を観ていない方にもこれならわかると思います。
岸壁の母を冬美ちゃんが初披露したのは復帰後すぐのコンサートからです。
その後2クール目のコンサートも岸壁の母。
それからは1クールごとに別の歌謡浪曲を披露し、それぞれ1クールがだいたい1年半くらいです。
梅川忠兵衛、沓掛時次郎、明治一代女、そして二葉先生の引退を機に、ロングバージョンの岸壁から母。
それからはふた回り目がはじまり、梅川忠兵衛、明治一代女。
この二週目の明治一代女が、今のコンサートツアーで聴ける歌謡浪曲です。
二葉先生の教えは「芸はかじるな」です。
子供の頃からやっていたわけではない歌謡浪曲に、15年のトップスター歌手の冬美ちゃんが取り組み始めたのが17年前ということになります。
今の、今回の明治座で三階席までピーンとした緊張感で伝えるあの岸壁の母になるまで、17年間かかっているのです。
それも、期間だけではなく、ご存知のように、あの真剣度で毎回毎回、毎回毎回取り組まれ、 お稽古も欠かさず、ステージでも絶え間無く披露し続けての17年間です。
さらに、坂本冬美さんは元々15年のスター歌手でヒット曲多数。会場も大きなホールばかりでお客さんはそのヒット曲を聴こうと期待してくる方が多かったでしょう。
私もそうでした。
坂本冬美を観よう。という気持ちで来た一見さんは、そこで歌謡浪曲を始めて知ったり、歌謡浪曲は知っていても坂本冬美がそれを演るとは知らなかったでしょう。
そーゆーお客さんに、あの真剣度で切り込んできて、まずは坂本冬美の本気って、マジで本気だからただのヒット曲で営業してCD売る仕事じゃないんで。そこんとこよろしくで。
そう啖呵を切る勢い。
冬美ちゃん、歌が上手すぎて、コンサートを口パクだと思っちゃう人、本当にいるんです。
だけど、歌謡浪曲聴いたら、え?ほんとにこのコンサート全部歌ってるんだ。なんて納得の仕方の人もいたと思います。今でもかも。
普通の演歌歌手の人と比べる人もいるでしょう。
誰と誰のコンサート行ったことあるけど、坂本冬美も上手いから聴いてみようと思って。
そんな話しをよく聞きますから。
どーぞどーぞ。来てみなさい。度肝抜かれて震えるぞ!
そう思います。
歌謡浪曲がないときのコンサートですでにその状態です。
そこに、必ず歌謡浪曲が入るようになって、最初のうちは「今回のコンサートに歌謡浪曲が入ったね」というコーナー的な感じでした。
それが、演目を変えて毎回入る。
その度に1年半以上かけてどんどん進化する。
細かい節回しが変わることもあれば、声の伸びが変わることも、表情や仕草のこともあり、4~5回コンサートがあったら、もはやくっきりわかるほどに進化していくのです。
さらに二巡目ともなると、何年も聴いていなかったのにハッキリわかる進化を遂げて再登場するのです。
これは歌謡浪曲だけではなく、また君から始まるカバー曲でも、シングル曲の演歌や演歌以外でもそうです。
もちろん、変に崩して歌うようになるというマイナス変化ではなく、よりその曲がしっくりと心に届く進化です。
きっとそこには技術、テクニックもあるでしょうし、表現方法の選択もあるでしょうし、そういう歌いこなすという言葉では足りない「坂本冬美らしさ」が新しいものとして加えられていくのです。
冬美ちゃんは歌声がすでに天才なのですが、長くファンをやればわかるように才能プラス努力の天才です。
歌謡浪曲が冬美ちゃんの努力とそれを引き出してくれる二葉先生の二人三脚で確立されてきたことは明らかです。
同じ時期やそれより遥かに前から歌謡浪曲をしている人と同じ成長ではないのは、スターであるが故の本番の多さと、そこに臨む心構え、そしてそれを成功させるための努力の量だと思います。
二葉先生が「もっと良い歌を歌えるように、心の修行をしたください」というメッセージをくれていたのは、最初に岸壁の母を歌い始めた頃だったと思います。
「ご両親に感謝しなさい。その声はとても良い声。誰とも似ていない声というのは持って生まれたものなのよ」
とおっしゃっていたこともありました。
二葉先生の冬美ちゃんへのメッセージは、事あるごとに、おそらく少なくとも年に2回以上はテレビ番組やインタビュー、或いは劇場公演のパンフレットで見てきています。
先生の凄いところは、冬美ちゃんへのメッセージが必ず変わるところです。
これだけ聞かれるのならフォーマット化しても良さそうなくらいですが、必ず温かい言葉で心からのメッセージをくれます。
そして冬美ちゃんもその言葉を毎回新鮮にしっかりと真っ直ぐに受け止めています。
そんな真剣なお二人がいて、今のあの岸壁の母が聴けるのです。
ピン子さんが、お芝居で共演してくれるのは、今回が初めてです。
この共演の新歌舞伎座、明治座を通しての冬美ちゃんの進化は目覚ましく、ピン子さん、石井先生、共演の皆様、そして私たちファンが確実に目撃して体感していることです。
ということで、そーゆーことです。
今回の「恋桜」は間違いなく役者としての冬美ちゃんのスタートであり、冬美ちゃんは何年もかかる道のりを歩み始めたのです。
きっと歌謡浪曲を始めたときも、今回のお芝居同様に何度も何度も何度も何度も二葉先生の教えを体現しようと努力したのです。
そして今回も、役者の方も石井先生も驚くほどの努力をして、この急激な進化を遂げたのです。
私は飽きもせずに冬美ちゃんのことが毎日大好きです。
劇場公演をしているなら、できれば全部観たいのです。
全部観ていないとその間にとんでもなく進化していくからということもあります。
まあ、本当はただただ観たいし聴きたいのですが(笑)
さて、何が言いたいかというと、冬美ちゃんは今回素晴らしく素敵なお芝居を見せてくれましたが、ピン子さんや石井先生が冬美ちゃんを役者さんの世界に招き入れてくれたことは、二葉先生と冬美ちゃんが出会ったときほどの大きな意味があるということです。
千秋楽が終わったばかりではありますが、これからの冬美ちゃんの役者人生も必ず観続け、応援し続けます!
ああ、思ったことが言葉にできてスッキリしました♪
冬美ちゃんが大好きだぁ!!!
あれ?
レポは。。。。
流れとか全然わからないじゃんね。。。
だって、感情派なので。。。
ええっと。気を取り直して歌謡ショーのところのレポを。
幕が上がる前から恒例のペンライトがSEに乗せて立て振りされていて壮観。
有難いことに1列目だったので後ろを振り返ったら泣きそうになる光景。
幕が上がって冬美ちゃんの目にこの光景が広がると思ったら本当に感動的で始まる前から泣きそう。
盛り上げる会のボスが打ち上げのご挨拶でもおっしゃっていましたが、私達、冬美ちゃんファミリーの「応援」というのは「がんばってね」という応援じゃなくて「1ヶ月、幸せをありがとうございました」という感謝を伝えること。
ペンライトはそのためで「ありがとう」の気持ちなのです。
きっと冬美ちゃんはその気持ちを胸いっぱいに抱きしめて、最後のステージをつとめてくれたと思います。
幕が上がると冬美ちゃんはやはり会場を見渡して、グッと来る気持ちを抑えながらまた君に恋してるを歌ってくれました。
♪また君に 恋してる 今までよりも 深く まだ君を 好きになれる 心から♪
だれの胸にも「君」は冬美ちゃんに置き換えられて聴こえてきたのではないでしょうか。
王女様ドレスは今日も神々しく、高貴で、慈悲深く、優しく、気高く、神に選ばれた歌声は青のペンライトに飲み込まれることなく、どこまでも澄んで沁みわたります。
私の神様。
いつも以上の興奮に、時折、夢の中にいるように、冬美ちゃんが目の前にいるのに色々な思いが頭をよぎって集中できません。
夢中って言葉はこういうことでしょうか。
幸せに包まれていることはわかりますが、歌詞の内容や世界観ではなく、歌声が耳に心に響きます。
オープニングトークでは、鳴り止まない冬美ちゃんコールの切れ目に
「私のファンてこんなにいたかしら(笑)」
「今日は千秋楽ということで、ファンじゃない方には申し訳ないですが、ファンの方も私と一緒に 千秋楽を迎えたという気持ちで声援してくれておりますので、少しうるさいとは思いますが我慢してお付き合いください」
こんな感じのご挨拶でした。
我々、盛り上がるファミリーにも、本当に千秋楽とは知らずに来たのかもしれない一般のお客様にも、両方にむかってこんなにも簡潔に言葉が選べる。さすが冬美ちゃんです。
冬美ちゃんが知っていたかはわかりませんが、入り口でペンライトを渡していたときに、29番より右の一ブロックが信用金庫さんの部分貸切だとわかって、若干不安だったんです。
ファンが集る千秋楽のこの雰囲気で、一般のファンじゃないお客さんドン引きだったらどうしよう・・・って。
前方の24番~28番くらいの前から3列は白いハッピを着た愛子ちゃんの親衛隊?の方だし・・・
(明治座通いファミリーならブロックが席番で思い浮かぶはずw)
冬美ちゃんのオープニングのトークのこれだけで、勝手に心配していた不安が払拭されて、会場全部でさぁ、千秋楽おつかれさまでした&ありがとうございます!!の雰囲気になったのは間違いありません。
具体的にこう書けるのは珍しいことですが、「さすが冬美ちゃん」「会場の雰囲気が読める」「客席の空気が変えられる」という場面はいつも目撃しています。
さっそく座長さんが客席までしっかりとまとめてくださいました。
こ~ゆ~さりげなくかっこよくリードしてくれる感じ♪♪♪たまりません♪
真っ赤な太陽は笑顔全開で、喝采は千秋楽でも気負い過ぎずねっとりとさせないあの歌唱。 君こそわが命ではこれまた私の命は冬美ちゃんです。と確信。
最後の♪わが~ いの~ ち~♪のところ、かっこよかったなぁ・・・
全てをここで現せるんだよなぁ。
♪言葉なんて迫力がない 言葉なんてなんて弱いんだろ♪by中島みゆき
って感じで、この迫力の歌はあのステージで、あの衣装で、あの歌声で、あのアクションで、今も 鮮明に脳内再生できるし、それだけで動悸が・・・・
ああ、その前の
♪さが~~~してた~~~♪
のところの身体が浮き上がるほどの気持ちよさ。
なんて声出して歌うのさ・・・
それも毎日。必ず昇天させてくれるこの歌声。
このひと声を聴くためだけに全てを捨てられる・・・
はぁ~~気持ちいい♪
あ、進まないですね(w
ここで、いつもなら雨の別れ道のはずが、大阪ラプソディのイントロ(だったと思います)
冬美ちゃん
「ここでスペシャルゲストです!私の妹弟子、マルシアが来てくれました~!」
これがイントロにかぶっていたか紹介してから曲が流れたか忘れました。
冬美ちゃんが両手で得意のひらひらを作って
「マルシア~~~~!!」
と紹介すると、マルシアさんも同じひらひらをやって
「坂本冬美~~~~~!!!」
というのと♪あの人もこの人も♪の歌が微妙にかぶりました。
そこは覚えてる。
マルシアさんがタイトな黒のワンピースなこともあり、冬美ちゃんの大きなシルエットのドレスと対照的。
笑顔でよく合う声でお二人のデュエット。
トークでは、マルシアさんの30周年に出てもらったお礼に駆けつけたというようなお話しや、猪俣先生が厳しかったお話しや、マルシアさんの出演ドラマやお芝居の宣伝を冬美ちゃんが一生懸命促したりとか♪
「マルシアは今、ドラマに出ていて、お芝居も控えていて本当に忙しい中来てくれました。」
「い~え。今日だけヒマでございます。」
こんな調子で、いつまでも聞いていたい楽しいトークでした。
38公演目にちなんで38本のバラの花束を渡しながら
「ほぼ38本だと思います。」
冬美ちゃんも
「ほぼ???」
マルシアさんが舞台からはけるときに、花束が邪魔になるだろうと預かろうとすると、冬美ちゃんが
「頂いたものは返しませんよ♪」
みたいなトーク。
せっかく頂いたのに、その方に預けるというようなことはしないのがこれまた冬美ちゃんらしいし、それを明るく楽しく笑いに変えるのも冬美ちゃんらしい♪
ああ、冬美ちゃん大好き(時折この感情が爆発してはさまれます)
その後はいつもの雨の別れ道の紹介トークに戻り、あの神ドレスで登場。
本当に内側から発光してる。とアンダーファミリーが言うように、白い肌が輝いてキレイ♪
そしてこの歌声♪気持ちいい♪気持ちいい♪ここに住みたい。ずっと聴いていたいよぉ。
冬美ちゃん、大好き♪♪
残念ながらいつものように下に消えていってしまいました。
ああ、この姿がもう見られないのかなぁ。と思うととてもとてもとても寂しかったです。
愛ちゃん登場でいつもの2曲。
そして、待ってましたのピンちゃんコーナー♪
なんと哀恋蝶はフルコーラス!
そして、最近は1番を歌い終えるとのど自慢の「か~~ん」という鐘ひとつの音が出ていたのですが、この日は「たらららたらららたら~ら~」という合格の鐘が鳴りました♪おもしろすぎ!!
ピン子さんもウケてました(笑)
会場から山盛りの「ピンちゃん」コール。
しばらくはこれができないと思うと、いっぱいいっぱいピンちゃん!!って言いたいから言っちゃいました。
ここのところ30分ほどに拡大しているピンちゃんトークショーを再現することは不可能ですが、 言葉のひとつひとつに冬美ちゃんへの愛が。そしてその冬美ちゃんを応援する我々ファンにもたくさんの愛を感じてくださっていました。
アンコール後のコメントのところに内容は書きましたが、とにかく冬美ちゃんのために、主役をつとめられる自分が影に回ってなんとか押し上げたい。その気持ちに冬美ちゃんがこたえて頑張ってくれて、立派な役者さんになった。
印象的だったのは、涙ながらに深々とお辞儀をしながら
「石井先生、冬美を大きくしてくださって、ありがとうございました!」
とおっしゃったところです。
もう、泣けた~~~~~~~~~~~~~。
千秋楽だけではなく、いつもいつも冬美ちゃんが舞台に誘ってくれて出てみてよかった。
こうして楽しくお芝居ができることが嬉しい。
冬美ちゃんのおかげで楽しく過ごせた。
冬美ちゃんファンもいつも盛り上げてくれて、甘いものやしょっぱいものもくれて(w)ありがとう!!
そう言ってくれました。
千秋楽もさらに「坂本冬美を選んで、冬美ファンになったあなた方は正解!」と力強く太鼓判!
ピン子さんの話をききながら、こーゆー風に後輩である冬美ちゃんに感謝のお言葉をいただくのは初めてじゃないなぁ・・・と思いながら、あ。二葉先生だ。と思っていました。本当ですよ!
たぶん冬美ちゃんの明治座に二葉先生がゲスト出演された公演の1回目?1年目のときだったと思います。
「こうして、明治座さんの舞台に立てて、こんなにたくさんのお客様の前で歌わせていただける。こんなに嬉しいことはございません。冬美ちゃんのおかげです。ありがとう。」
二葉先生はそんな風におっしゃいました。
とても驚いたので覚えています。先生は冬美ちゃんの師匠でありながら、冬美ちゃんや冬美ちゃんファンに向って心からのお礼を言っていたのです。本当に驚きました。
ピン子さんが冬美ちゃんや冬美ちゃんファンにお礼を言ってくれた感じが本当に似ていました。
あと、これも二葉先生もおっしゃいますが「これからも坂本冬美をどうか応援してやってください」という言葉。
これもピン子さんから何度も発せられていました。
冬美ちゃんのことを「年上から好かれる」とピン子さんはおっしゃいますが、残念ながら間違いです。
「年上からも好かれる」が正しくて、老若男女、人であれば、いえ、動物であっても冬美ちゃんのことが大好きなのです♪♪
「うちの冬美が」というこの感覚。ファミリーからも、二葉先生からも、ピン子さんからも、本当にみんながみんな冬美ちゃんのことが大好きで「どうかうちの冬美を。冬美ちゃんを」とご自分ではおねだりしない冬美ちゃんに代わって「よろしく」しちゃうのです。
冬美ちゃんの魅力は無限大・・・・ああ、好きになるのは当たり前だわ。
ひとしきりお話しのあとに、「今日はゲストがきています。」「坂本お盆休み!!」という紹介をして、客席からピンクの冬美ちゃんの着物を来て、紅白のときのカツラをつけて冬休みさんが登場!
恐縮しきりで、
「すみません。すみません。楽屋にお邪魔したときに千秋楽に呼んでくださるとおっしゃっていただいたもので、本当に来てしまいました・・・・」
というと、ピン子さんが
「まずは自己紹介しなさいよ!」
冬休みさんが
「あ。すみません!!坂本・・・冬休みでございます」
と頭を下げたら・・・
マジか!!!
というベストタイミングでカツラの部分だけが前にポロリ(爆笑)
「あ~~~~~すみません!すみません!!」
これが、おきん(お座敷シーンでカツラがとれちゃう真千子ねぇさん)のオマージュなのか、天然のハプニングなのか不明ですが、1ヶ月見てきたカツラ取れの再来に狂喜乱舞(笑)
ピン子さんは
「あんた!ちょっと!良かったわよ今日で。紅白じゃなくて。ほんとに紅白のときに頭(カツラ)取れるんじゃないかって心配して、あたしはテレビおさえてたんだから(笑)」
と、これまたナイスフォロー。
「あんた冬美のモノマネするの?」
と乱暴な振り出しに、ちょっと困惑してから
「しゃ~~くら~~~しゃ~~~くら~~」とアカペラでちょこっとモノマネ。
かわいそうなことに、冬美ちゃんファンからはこれは笑えないんですよ・・・
その雰囲気を察したピン子さん
「これ、似てんの??」客席爆笑。
「あんた、モノマネするってのはこのくらい変えなきゃだめなのよ」←美空ひばりさんの声色。
「はい。今日はね、坂本冬休みさんに来ていただきましたけども、もうお帰りになるのね。」←黒柳徹子さんの声色。
かなり見事なモノマネで冬休みさんさらにタジタジ。
冬美ちゃんにもらったお着物で営業に行き「中身はニセモノですが、お着物とカツラだけホンモノです」と言っているんです。と切り込みなんとかひと笑い(w
後からわかったのですが、何回も客席にチケットを買って通ってくれた冬休みさんに、千秋楽呼んであげるから出なさいよ。と声をかけたのがピン子さんだったようです。だからピン子さんのコーナーに出たのかな?
こんなバタバタの後にもかかわらず、少し一人でトークして二葉先生のお話をして、岸壁の母への二葉先生のメッセージ。涙声で読み上げる先生のお手紙。
あ。トークを思い出した。
二葉先生がピン子さんの最後のお芝居を観に来てくれて、「いつもは楽屋にこないけど、小夜ちゃんのことはずっとみていたのよ。」そのときに冬美ちゃんのことを「とても情の深い良い子なのよ」と話してくれていたとのこと。
ドラマのラブジャッジで共演したときはそんなに仲良くなると思っていなかったけれど、二葉先生が引退される公演で一緒になったときに、先生に対する態度がとても素晴らしくて、情が深いといわれていたけど本当だと思って、先生も一緒にお食事をしたらもっと好きになって仲良くなったと。
先生が引退されて岸壁の母が聴けなくなると思っていたら、歌い継ぐのが冬美ちゃんだった。
そんなお話しをされたあとにお手紙を読んでくださったんでした。
新歌舞伎座のときに驚いたのが、この紹介からの岸壁の母という流れなのですが、ピン子さんが冬美ちゃんの歌をリスペクトして、一番良い客席の空気を作って、しっかりお客さんに聴いてもらおう。
そうしてくれるのです。
お芝居でもそうしてくれていたように、日本の宝・坂本冬美さんを最も素晴らしい環境を整えてこの歌を届けさせてあげたい。
そのようなピン子さんの気持ちがひしひしと伝わってくる紹介なのです。
先輩だし、大女優さんだし、ヒザも痛いし疲れた!って言いながらも、かわいい冬美ちゃんのためならと、一肌も二肌も脱いでくれちゃう男前!!
ピン子さんの冬美ちゃんへの愛が、新歌舞伎座の1日目でわかったので、私達もピン子さんに何かお返しをどうしてもしたくて・・・・
コスプレしちゃったり、歌い踊っちゃったり、替え歌したりしちゃいました(ww
私達にできる最大限の感謝のコスプレです(←なぜそうなる・・・)
最高の形でいつも登場させてもらえる冬美ちゃん。
そうしてくれたことに熱唱・熱演で応える冬美ちゃん。
あああああああああああああああああああああああああああああ。
泣ける。。。。。。
最後の岸壁の母を心をこめて、涙をこらえて、魂を振り絞って歌う冬美ちゃん。
ああああああああああああああああああああああああああああああ。
泣ける。。。。。。
冬美ちゃんの岸壁の母には、端野いせさんの心も、戦争をしてはいけないメッセージも、ピン子さんへの感謝も、そのご縁をつないでくれた二葉百合子先生への感謝も、全て詰まっていて、それはそれは。もう。
心からの歌。坂本冬美さんの全てを注ぎ込んで歌われる岸壁の母。
セリフ部分では石井先生のご指導でさらに磨きのかかった迫真の言葉。
全てが坂本冬美さんを現しています。
積み重ねてきた鍛錬が、見事に形になって、歌になって、心になって伝わってきます。
冬美ちゃん・・・・・・・・ありがとう。
宝さんの太鼓も、魂がこもっています。そして、それがいつもであることを知っています。
あばれ太鼓で飛び出して来る冬美ちゃんが、今日は花道まで走らず、舞台中央でしっかりと歌われます。
それはまるで、お客様へのサービスのために手を振りながら毎日歌ってきたあばれ太鼓に、
「ごめんね。今日はしっかり歌うからね。それでもしっかり届くからね。1ヶ月盛り上げることに使ってしまったけど、あなた(あばれ太鼓)は私の大切な歌だからね。ありがとうね」
というようで、あばれ太鼓に感謝を込めている気がして、これまた泣けます。
熊野路へもしっかり、しっかりと歌います。
わかりますよね。この、一曲、一曲に込められる想い。
ああ、泣ける。ずっと泣いてる。
トークでは
「岸壁の母を先生から歌い継いで欲しいと言われたとき、うまく歌わなくていい。心で歌ってくれればいいといわれて。とてもじゃないけど私はできませんと思っていましたが、そう二葉先生がおっしゃってくださったことで歌い継ぐ決心がつきました(涙)でも、劇場公演で毎日歌わせていただいて。ちゃんと38回歌えるだろうか。そう不安に想っていました。岸壁の母を歌うことは、魂を削られるようで。。。なんとか今日まで、38回歌うことができて(涙)ほっとしました」
泣ける。もう、泣くことしかできない・・・・
毎回、どんなに大変な思いで歌われていたか観ていましたし、あんなに立派にピン子さんに紹介されて歌うことはどんなにプレッシャーがかかっていたのか。それを毎回期待以上の熱唱をしてこられて・・・
本当に、本当に、本当にありがとうございました!!!!おつかれさまでございました!!!
そして、ご挨拶をされて、夜桜お七と火の国の女。完璧な、素晴らしいステージを締めくくりました。
幕が下りるとアンコールがかかり、再び幕があがると冬美ちゃんが一人で立っています。似合う。。。大きなステージがこんなにも似合うことがかっこいい。
ピン子さんを呼び込み、ひとしきり話して「今日はスペシャルゲストにいらしていただいております!」
なんと、お着物姿の二葉百合子先生が登場。
場内、割れんばかりの拍手。
そして、二葉先生がご挨拶をされて、そのなかに
「この場をお借りしてお礼申し上げたいことがございます。先日のお誕生日に冬美さんの後援会の方々から見事なお花をいただきました。そして17年間の冬美さんとの思い出をつづった文集もいただきまして。すべて読ませていただきました。ありがとうございました」
二葉先生は先生なのに、冬美ちゃんにも冬美ちゃんファンにも敬語で心のこもった言葉をかけてくださいます。
そして、最後は関東一本〆をと冬美ちゃんが紹介。
「先生、この歌のお手を拝借というところを、一度みなさんで練習してみましょう」
冬美ちゃんのこの「先生」という言い方が、必ず二葉先生を指すんですけど、この響きも大好きです。
先生のアカペラで「お手を拝借 よぉ~~~~」というと、劇場全体が「パン!!」と一発で揃いました。
そりゃそーです。私達、冬美ちゃんのファミリーなので♪誇らしかったです。
実際に歌がはじまると、いつものあのピーーーーーーンと伸びる二葉先生のあの歌声です!
ピン子さんと冬美ちゃんが顔を見合わせて「すごい!!!」という表情。そして冬美ちゃんの誇らしげな表情。さらに先生を見つめてまぶしそうに、うれしそうに見守る冬美ちゃん。
なんて幸せなひとときでしょう。
3番まできっちりと何も崩すことなく、引退なさったときと全く同じお声で歌われる二葉先生。
冬美ちゃん便りの先生への言葉は「ゆっくりとお休みください」ですから、久しぶりに舞台で歌われるためだけに二葉先生が緊張されたり、練習していたことがわかりました。そうでなくても、あのお声を聴けば冬美ちゃんのために、先生が再び最大限の準備をなさってここで歌われたことはわかっておりました。
本当に本当に、二葉先生、ありがとうございました!!!
そこから、共演者の方々を呼び込むのですが、マイクを通したり通さなかったりでずっと冬美ちゃんは先生を気にされていました。
「先生、少しだけここにまだいてください。」(マイクで)
「役者の皆様が出てこられて並ばれますので」(肉声)
こんな感じで一番前でしたから、マイクを通さない声がきれいな敬語で、さらに二葉先生が「私はいいわよ」とでも言うように冬美ちゃんがそうするように後ろに端に行こうとするのを、冬美ちゃんが手をつないで止めています。
こ~~~ゆ~~~とこっ♪
冬美ちゃん大好き♪
役者さんたちの冬美ちゃん絶賛コメントが、最初に書いていたこの場面のものです。
そして、役者さんたちのお話が終わると
「さらにスペシャルゲストのお方で~~~す」
といって、ピン子さんが迎えにいって石井先生が登場。
大拍手。
石井先生「歌手の方をあまり知らないので、坂本冬美さんと言われたときには不安でしたが、今はすっかりファンになりました」
のコメントに場内も舞台上も大爆笑。「うまい!!」なんて声があちこちからかかりました。
「私はいろいろと細かいから。うるさくいってごめんなさいね」
そして、ピン子さんはここで再共演に関して猛アピールをしてくれました。
本当に絶対にまたお二人のお芝居が観たいです!!!!
「来年は五木さんと(舞台が)決まっているから、再来年!ね、先生!書いてくださいね。私もう考えているんだから。三田村くんはダメになっちゃって、太吉がプノンペンで成功して帰ってくるとかね。先生、書いてください。私も健康に気をつけて戻ってこられるようにがんばらなくっちゃ。」
それから、二葉先生の歌声の変わらぬ素晴らしさや、ピン子さん、石井先生、二葉先生三つ巴状態でみんながみんな冬美ちゃんを宜しくお願いします。冬美ちゃんをありがとうございます。というターンが繰り返され、ついには上を向いて歩こうを全員合唱で締めくくりました。
このときもピン子さんは歌詞を先にフォークの人みたいに言ってくれたので、客席も全員参加できました♪
冬美ちゃんはメインで歌うんだから、こーゆーのは私やっといてあげるから。
ピン子さんが冬美ちゃんに目配せしたのはそういう意味かな?(妄想)
まだまだ、いっぱい抜けているけど、本当に心温まる、最高の最高の最高のステージ、千秋楽でした♪
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