えっと、昨日の全音楽界による音楽会は
「恋人よ」をラブエモーションの編曲でオーケストラバージョンでした。
さっき、オリジナル?のラブエモーションを聴き直したら楽器はぜんぜん違いましたが、サントリーホールで聴いたときにはアルバムと全く同じかと思うくらい同じ印象でした。
いつもオーケストラバージョンだと、歌はそのままに編曲や楽器が変わって歌いにくそうと思うのですが、昨夜はそのまますっと歌える自然さがあって、いずれオリジナル曲でもオーケストラ映えする壮大な歌が欲しいなぁ♪と五木ひろしさんの「契り」を聴きながら思いました。
たぶん、前回このイベント見た時にも同じように思い、今回は「恋人よ」というかカバーアルバムから選出すればオーケストラにちょうど良い歌があるのかっ!!とその手があったか的に感動いたしました。
そもそもがサントリーホールで開催することでもおわかりのように、とてもクラッシック中心のイベントなのです。
今回は11歳とか12歳とかのソロピアニストやバイオリニスト?などとても若い方も出演されていて、それはそれは素晴らしい演奏でした。
歌もオペラの有名な部分とかを生声(というの?)でソプラノ歌手の方やテノール歌手の方が歌うのが多かったかな。
クミコさんや加藤登紀子さんも出演されていましたが、まずマイクある人とない人。というのが大きな分かれ道に思えました。
そして伴奏と演奏みたいな違いも感じました。
ロックでいうところのバンドなのかソロなのか的な。
もともとバンド用で作られた歌はまるっと演奏込みで楽曲だけど、ソロ用は歌の伴奏的な感じだと思います。
「契り」の五木ひろしさんがラストだったのですが、豪華な演奏の歌謡曲でした。
「全音楽界」というだけあってクラッシックじゃないけどバイオリンとか、アコーディオンなどもあり、本当にジャンルレスなイベントでした。
冬美ちゃんの歌の前には司会の方から「リハーサル拝見いたしましたが素晴らしいです!」と紹介があり、嬉しかったです♪
先日、ハラミちゃんたちとのコラボを観たばかりで、今回はオーケストラとということでしたが、いつ、どんなイベントや企画にお呼ばれしても
「それなら、これでどうでしょう」
と出せちゃう「坂本冬美」の世界の広さの素晴らしいことよ。
しかも、今回は新しく作るんじゃなくて、これ持ってるんですけど。。。という感じで最高のものを出しちゃうかっこよさ。。。
一番カッコいいなと思ったのは最後の
「笑ってほしい」の「い」の途切れるような声の置き方!!
その他にも同様に冬美ちゃんじゃないとできない切なさの表現方法も素晴らしくて、マイクじゃなきゃ、ソロじゃなきゃできない最高峰って感じでたまらなくカッコよかったです。
大きな大きな拍手を受けて、前方のお客様にやっと笑顔で「ありがとうございました〜♪」と両手を振って帰っていかれました。
帰ってからすぐにBS-TBSの特番を追っかけ再生したら「港町十三番地」「無法松の一生」を立て続けに冬美ちゃんが歌ってくれて、オリジナルじゃないのにお家に帰ってきたー!やっぱこれこれー!みたいな安心感がありました。
これまたおっそろしくかっこいいし!!
無限の振れ幅の中で、本当に「多方面でご活躍」の言葉どおりで凄い!
いつお呼びがかかってもいいように壁練してる。とおっしゃっていましたが、ほんとにまぁ言った通りにご活躍できるなんて、努力は裏切りませんなぁ。。。
なんだか感慨深い1日でした。
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