直前の琵琶湖でレポートしたので、今回は特に秋桜(コスモス)の進化と感動に関して書いてみたいです。
ラブソングス5からの楽曲ですが、もともとは山口百恵さんが結婚引退前に歌われていた名曲で、今も知らない方がいない名曲。
なんで男性のさだまさしさんが、こんな詩を書けるのだろうと本当に感動する内容です。
冬美ちゃんバージョンの秋桜もアルバム収録前から何度となく聴いていましたし、ラブソングスの1枚目に入ってもおかしくないほどピタっときているのに、なぜか突如として5枚目に登場。
アルバム収録後にこのアレンジではじめて生で聴いたのは、NHKの公開ラジオ番組でした。
リハーサルも公開されていて、ガラスブースの中で軽く歌うリハーサルかと思いきや、見学していた一般のお客様も思わず足を止めてしまうほど、圧倒的な魅力がありました。
本番ももちろん安定の素晴らしさ。
たくさんの歌手の方が歌うのも聴いていますが、冬美ちゃんのはどうしてこうもオリジナリティーに溢れて聴こえるのかわかりませんでした。
年代的には20代くらいの女性が歌うのが一番ハマるはずですが、冬美ちゃんの歌唱だとその頃の年に冬美ちゃんが歌っていた秋桜よりも今の秋桜のほうが無理なくすぅーっと深いところまで入ってきます。
とても不思議なことです。
今日の秋桜を聴きながら、歌詞もメロディーももちろん素晴らしいのですが、冬美ちゃんの歌は「良い音色」と表現したくなるような感覚を覚えました。
冬美ちゃんの生歌からはいつでもたくさんの感情が伝わってきて、メロディーに乗せた感情=歌声。歌力。
男歌はとくにその世界観を歌声に乗せて届けてくれます。
また君のあとが秋桜なのですが、メロディーの気持ち良さは共通ですが、秋桜のほうがより歌声よりも音色に近い感じがします。
もし、歌詞がなくてルルルで歌っても同じ感情が届いてきそう。
天使の歌声に歌詞はいらないのか。とまで思いました。
アルバムを聴いていても心地よいですが、コンサートでの今の秋桜はまた進化して、このジャンルでの完成形であり、秋桜の完成形でもあるように思いました。
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