2021年6月12日 神戸こくさいホール コンサート

神戸こくさいホールは何度もコンサートをしているけど、2000人以上収容の大ホール。

昼の部が7列目だったので、当日10時にチケットセンターに電話をして、もっと前の席でキャンセル席が出てないかチェック(笑)

振替公演なのでチケットがまだチケットセンターに戻っていないので、戻り次第、折り返し電話をくれるとのこと。

10時半くらいかな?折り返しの電話がかかってきて座席を聞くと13列目以降とのこと。

それなら、キャンセルは出ていないのかな?コロナ前の販売だったんだからソーシャルディスタンスの座席販売ではなかったはずだけど、どうなっているんだろう?と思いながら会場入り。

 

ひとつずつ間隔をあけるようには振り替えられていないので、局地的に密集しているところと、何個か連続で空いている席などバラバラ。

 

あ、その前に会館前で関西ファミリーと合流。というか遭遇(笑)

ここ最近のコンサートは行きたくても我慢している方が多いので、事前に行くの?行かないの?と聞くことも憚られて、誰が来るのか来ないのかわからない。

だから、会場で顔なじみのファミリーに会うと「おお、来られたんだ!!ご無事でなにより」みたいなのがご挨拶。

さらに、口々にいつ以来冬美ちゃんを観てないから久しぶりだ・・・やっと来られた~。というのが時候のご挨拶みたいに繰り返される。

 

盛り上げる会さんが会場前に車を止めて、何やら作業中。

明治座千秋楽で投入された小型の光る「ふゆみちゃん」ライトが増産されたらしい。

アンダーにも支給していただいたので、ところでアンダーは誰がいるかな?と見まわしながら会場入り。

光る掛け声ボードもいっささんに手伝ってもらって運搬のお手伝い♪

 

個人持ち込みの応援グッズは青Tシャツ、青タオル、冬美ちゃん専用ペンライト、そして掛け声ボード。

今までスケッチブックに貼っていたけど遠征するには重たいのと、明治座バージョンとコンサートバージョンの2冊があるけど、かなり使ったので文言を刷新してA3にプリントして左肩をホチキス留めするという簡易バージョンに切り替え。

経験上、大きくても小さくても2~3列目の中央くらいまでしか光らないタイプは見えないっぽい。会場内が明るくなっているオープニングやエンディングは多分遠くまで見えてるっぽい。

ということで、昼の座席の7列目ではA3の2倍サイズに文字を切り貼りして作るデカ文字画用紙。

2列目中央の夜の部用にはA3に2行程度のカンペタイプを投入。

 

コロナ禍のコンサートでは応援も準備が重要。

もう、空席埋めなどは気にならなくなったけど、やっぱり掛け声ができない分、冬美ちゃんにコンサートに来られた喜びを客席から伝えたい気持ちで・・・そして何度かコロナ禍での新構成コンサートを見させてもらったことで、きっと掛け声したくなる言葉が具体的になってくる・・・

 

できないことを憂いるより、できることを楽しむほうが幸せに違いない♪♪

今回の掛け声の目玉は「投げキッス プリーズ」←勝手な期待に胸膨らませて、いざ、開幕♪

 

これも新しい応援様式のひとつだけれども、開演前の手拍子の「ふ・ゆ・み」サイレントコール。

 

関西でのコンサートはコロナ以降初めてだから(たぶん関西は昨年の2月に新歌舞伎座公演が終わってからは初めてのステージだと思う)、サイレントコールは定着していないだろうなぁ。と思いつつも、何人でもできることなので特に打ち合わせもなく1ベルから4分が過ぎたあたりから開始。1ベルから2ベル(開演)までは5分なので、これは体内時計では無理。

理想的にはこのサイレントコールは4分30秒くらいからブザーが鳴り終わってSEが始まる、または幕があがり始めるところで大拍手に変わる。って感じで定着させたいなぁ。と昨日の夜の部でやっとイメージが固まる(笑)

何事も経験。経験。

 

 

さて、やっと開幕!!!!

 

祝い酒のイントロで、幕が上がり始めると・・・あれ、記憶がないから間違ってるかもしれないけど少し膝を曲げて両手を広げてる冬美ちゃんが登場!

 

本物だ!冬美ちゃんだ!!やった!会えた!おひさしぶりで~~~す!!

手拍子しながらも、久しぶりに会えたことの興奮が歌というより冬美ちゃんの存在自体のありがたみで満たされる。

 

ああ、はじまる。でもまたしばらくは会えないんだ。

まだはじまったばかりだというのに、少しさみしくなる。

 

オープニングトークではさっそく関西弁♪♪

 

正しくは思い出せないし関西弁をあやつれないから要約するとたぶんこんな感じ。

 

「何度も延期になって3日ほど前に予定されていた京都公演も中止になり、この神戸ももう一度延期なら中止になってしまうんではないかと思っていましたが、なんとか開催できましてありがとうございます。

やっぱり関西に帰ってくるとワクワクするというか。関西出身といっても和歌山ですからまだ遠いんですけれども、それでもやっとやっと関西でコンサートができて、本当に嬉しく思います。

こうやって、大変な状況にもかかわらず、お運びいただきましてありがとうございます。

2階、3階、4階まで・・・見えてますか~~?(手を振って)ああ、嬉しい♪

 

ほんとに今はなかなかコンサートや劇場公演もできなくて、家で何してるって壁に向かって歌ってるんですよ。ひとっつも楽しいことなんてない。こうやって、皆様の前で歌わせていただくことがどれほど嬉しいことか。

でも、今日できたからといって、この先どうなるのか。秋にも予定はあるけれどもできる保証はない。

今年ももう半分すぎましたが、今日のコンサートが2回目なんです。

ですから、このステージが最後になるかもしれない。そういう覚悟で精いっぱい歌わせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

 

それでは歌のほうに参りたいと思いますが、まずはデビュー・・・15年目じゃなくて、えっと25周年の記念曲。桜の如く、そしてデビュー7年目の夜桜お七をお聞き下さい。

 

座席が7列目の下手より通路際だったので、桜の如くで目の前に来てくれたときの冬美ちゃんのつやっつやの笑顔!!!!

 

こんなことになるって知らないときに作った構成でしょうが、満面の笑みで力強く明るく前向きなメッセージを歌ってくれる桜の如くが、一気に心をハッピーにしてくれます。

 

ああ、大丈夫だ。私の幸せはしっかりここにある。

 

歌詞の内容とも重なり、冬美ちゃん自身もご自分にも客席にも同じ心を言い聞かせるようにも聞こえます。

 

♪だから自分と勝負する♪

 

も明るく歌ってくれますが、コンサートが延期になろうが中止になろうが、それでもいつかはと信じて努力を怠らず、気持ちが切れないようにしてくださっていたからこその、今日のこの歌なんだ・・・と思うと、やっぱり冬美ちゃん以外にはこの歌は、というか本当に歌詞に嘘なく歌える人であることを続ける人でなければ、こういった歌詞の歌は歌えないんだなぁ。と思います。

 

そこから夜桜お七。

 

桜吹雪の中で大きなステージで、自分のバンドさんをバックにしてご自身のヒット曲を歌う。

これが「坂本冬美」なんだ。ステージが似合うなぁ。冬美ちゃんの居場所がここなら、私はそれを浴びられる客席が人生の居場所なんだよなぁ。としみじみ幸せを感じます。

 

夜桜の最後のキメポーズに掛け声をかけられない。

きっとみんな心の中で「ふゆ~みちゃん!」って言ってるなぁ。と。

幸せに思いつつも、現状といつになったら・・・を思ってしまう一瞬です。。。

 

バンドさん紹介の蛍の提灯で、いつもは休憩じゃないけど、冬美ちゃんと冬美ちゃんの間の時間。って感じなのですが、なんだか違う。

バンドさんのひとりひとりが楽しそうなんです。

 

明治座は毎日だったし、コロナ禍でのコンサートも何回かあったけど、昨日はやっぱりなんだかウキウキ的な楽しそうな雰囲気。

思わずバンド紹介さんが終わった最後のフレーズは手拍子をしてノッてきちゃいます。

 

また君のイントロにかわり、ゴールドのドレスの冬美ちゃん登場。

 

ドレスコーナーがはじまったのは10年以上前ですけど、お着物じゃない冬美ちゃんが必ず観られるってのも嬉しいですねぇ。。。

ついつい目測体重チェックじゃないけど、痩せてるかな?元気かな?なんて思って見ちゃいます。

 

最近は見る場所によってライトの当たり方が違うからほぼ変わらないんじゃないか・・・ということに薄々は気づいているんですけど、そんな心の声にはフタをして、目測体重測定(笑)

 

明治座千秋楽が一番の痩せ度としたら、水戸はプラス2キロ、神戸はプラス1キロ(水戸からマイナス1キロ)というところです(勝手なことをw)

 

目からの情報というよりは、聞きまくっているラジオでのトークから察するに階段トレーニングなど日々の鍛錬によってベストが維持されている。というインプットが勝手に改ざんを起こしているかもしれません。

 

とにかく歌声ももちろんですが、体調もビジュアルもベストをキープされておりました(なんの報告?)

 

大半の方が、コロナ太り(という名の不摂生によるデブ症)が蔓延している中、あのビジュアルをステイホーム中心の生活をされているのにキープするというのは本当にすごいことだと思います。

 

大好きなシュシュポッポからのVACATION♪

んまぁ、はじけるような笑顔っちゅーのはこーゆー笑顔ですよねぇ♪♪

 

1個じゃないですよ。笑顔がちょっと照れ臭そうとか、悪乗り風とか、肩をすくめるのとか、左右に移動しながら少し顔の向きをこちらに残してとか、ドヤ顔風とか、クシャって笑うのとか、目を閉じたら全部完全脳内再生できるあらゆる笑顔がこのコーナーで見られるんです♪

 

幸せの極み♪♪♪

 

楽しい!!!楽しい!!!楽しいよぉ!!!!!!!!

 

このあたりまでは、コロナと冬美ちゃん、これからどうする、なんでこんな目にとかいろいろ思ってるわけですが、このVACATIONあたりで完全に「坂本冬美コンサート」の中だけの楽しく幸せな気持ちで心がヒタヒタに満たされます♪

 

そして、一呼吸置いて「白い蝶のサンバ」

 

ああああ、美声。

気持ちいい。

なんて声で歌うんでしょう。

♪ちょうちょのように♪のところの気持ちよさ・・・・昇天。

 

そして最後に翼のように開く腕の長さよ。この縮尺。はやく彫刻にして残したほうがいい・・・

 

暗転している間に階段中央まで登って、後ろからのブルーのライトに照らされるシルエットからのピンスポ当たって喝采。。。

 

選ばれし歌姫の切ない歌。美しいメロディライン。心を通して共感を持ってこの歌を歌えるのは本物の自他ともに認める歌姫のみ。

最後の♪今日も恋の歌 歌ってる♪の余韻でしばし拍手を忘れて、、、でも冬美ちゃんはスタスタと上手にいってしまうし、、、次岸壁の母なんだからお着物に着替えるのに、そんなに急ぐっけ??

 

なんて、ぼ~っとしてたら、ギターがぎゅい~~~~~~んん。って。あれ、なんだっけ?

 

ああああああああああ!!銃爪があるんだった!!

 

なんてほんとに喝采でぼ~っとしちゃって不意打ちで出現したパンツスーツをぴったりサイズで極細に着こなした冬美ちゃん!!!

 

そうそうそうそうそう!!!このサイズ感よ!!この細さがかっこいいんだってば!と、人生歌があるでの先日のダボダボシルエットのパンツがなんでしっくりこないのかの答えを一人心の中で叫ぶの巻。

 

かっこいいよぉ・・・

 

堕としにかかってくる冬美ちゃんほどかっこいいものはない。。。

 

♪今夜こそ お前を  堕として見せる♪(バーーーーン!!!!!)即死。

 

好きってしってるくせに、さらに堕とすからね。(バーーーーーン!!!)即死。

 

どうせ指さしてくれないとわかっているけど、ハイ!ハイ!こっちこっち(バーーーーーン!!!!)即死。

 

もう、何しても撃たれて死ぬパターン。たまらん。

 

韓流ドラマの時代ものみてたら、王様に部下が何かものを言うたびに「殺してください」って言うんだけど(笑)我々もこれ、ぜったい心で冬美ちゃんに言ってる(笑)

 

「冬美ちゃん。黒のピタピタのパンツスーツ着てください!殺してください!」

「冬美ちゃん。ちょっと悪そうな笑顔でバーンしてください!殺しててください!」

「スタンドマイク振り回してください!殺してください!」

「N!してください!殺してください!」

 

こんな感じ(笑)

 

あ、即死とか殺してとかは、心臓止まるほどドキドキするとか、痺れるって意味です。念のため。(なんの?)

 

冬美ちゃん以外に殺された場合は化けて出ますので殺さないでね。

 

そんなわけで、両鼻から致死量の大量出血をしているところで、冗さん登場。

 

バンドさんのお話しなどをはじめて・・・・あれ?休憩ないパターンなんだ。としばらくして気づくの巻。

 

大興奮から心を整えて、岸壁の母。

 

休憩がないと、余計にピン子さん代読の二葉先生からのお手紙があってよかったなぁと思います。

心を一度入れ替えないと岸壁の気持ちに入れない。

 

多面的両性具有の坂本冬美コンサートって、構成するのが難しいんだなぁ・・・きっと。こんなに世界観がいっぱいあるのを惜しげもなく全部見せてくれて、それでいてこちら側の気持ちも切り替えてくれるんだから。

 

岸壁の母は語りから。

華美な要素を削り落としたいで立ちの姿が真の美しさを感じさせてくれます。

 

スッと立つ姿も膝を落として叫ぶ姿も、表情も心の底からの「母の叫び」

目に涙を浮かべ、一点を見つめ、坂本冬美の一部というよりは1つのお芝居を観るほどに坂本冬美の気配すら消すこの潔さ。

 

合掌。

 

宝さんの太鼓も絶好調!

 

そしてあばれ太鼓!!!!

 

35周年記念イヤーにふさわしく、デビュー曲を35年歌い続けてこの完成度!へんに崩すことなく、それでいて深みを増し、どこでどう歌ってもかっこいい。ああ、かっこいい。かっこいい♪♪

 

テンション爆上がり中になんと下手ブロック中央寄り通路脇の2列目のおじさんが、少しかがんで目立たないようにそっと席をたち、一列目の前を通ってお手洗いに向かいました。

私の目の前でしたから、ああ休憩がないことを察してトイレいったんだなぁ。なんて思っていましたが、冬美ちゃんがその行動を目で追っているのが気になりました・・・

 

あ。見つかっちゃってるぞ。ここで出ていくか~。って思ってるぞ・・・・

 

なんて思ってたら、間奏になった瞬間に

 

「ちょっとお父さん!お手洗い?おとうさん!!おとうさん!!!お手洗いいくの?ちゃんと手を洗って帰ってきてな!」

 

と厳しくチェック(笑)

 

あ~~~あ。怒られた~♪

しかも振り向いて自分だと認識させるまで言い続ける冬美ちゃん(笑)

 

歌い終えても許してはくれません(笑)

 

男の火祭りの練習をしていても、

「お二階三階4階のお客様がちょっと時差があるようで・・・もうちょっと練習しましょうか。さっきのお父さんもまだお手洗いから戻ってこないようですし。」

とイジリ倒します。

 

結局、男の火祭りの途中で返ってきたんだっけかな?

「おかえりなさい。手は洗ってきてくれた?ん???」

みたいな感じで着席まで見届けたと思います。

 

歌い終えて冗さん登場したときに言ったんだっけかな?

いずれにせよ冗さんに「あんなに言われたら用が終わってもなかなか帰ってこれませんよ。お手洗いでじっと待っていたと思いますよ」とフォローされていました。

 

冗さんとのトークでは、猪俣先生が先日ご命日だったことから35周年の話、35周年MV集のお話し。そこでは、

「いきなりあばれ太鼓からスタートしたら、あれ?DVDまちごうたんちゃうやろか。ってなりますんで(笑)徐々に最近のものから遡って、驚かんように思うてこうしました」

みたいにアクションつき関西弁で説明してくれました。

 

関西が好きの話も

「ほんまに名古屋超えたあたりからちょっとソワソワしだすんですわ。ほんまに。んでやっぱ関西にきたらなんか嬉しくて。ゆっても、和歌山ゆったら、ま~だ先なんですけれども。それでもやっぱり嬉しいんです」

みたいに本当なんだと思います。だって、本当に楽しそうなんだもの♪

 

あとコンサートが大好きのお話は

「やっぱりこうお客様がいて。正直これまでは幕が開いてお客さんどのくらいいてくれるやろか。7割?いやそれ以下だったら正直こうちょっとショックとか。でもいまはもう、、、こうしてお客様が目の前にいてくださることがどれだけありがたいか。

テレビなんて出たって、なんも面白いことない。やっぱり生でこうして歌わせていただくのが、、、(「コンサート最高!」の掛け声ボードみてくれて)そう、コンサートが最高!ってほんっとにそう思います!」

 

あとは人生、歌があるやうたコンの放送の告知で、来週のうたコンではブッダを歌ってくれるそうです♪

 

冗さんに「あなた本当に緊張がすごいから、先日のBSでの岸壁の母なんか素晴らしい歌でしたけど、歌い終えてホッとするまでにみているこっちもドッと疲れてしまいましたよ。まぁ、そんな真剣なところがみんな坂本冬美という歌手の魅力なんでございますけれども」

と言われていました。

 

それに対して、コンサートを袖からみていてのびのびと本当に楽しそうだ。みたいなお話しだったと思います。

 

このコーナーだったか、次の風うたの前だったかな。車で9時間かけてお母さんに会いにいったけど、ヘルパーさんとかにお手伝いしてもらっているから直接は会えず、お母さんが車に乗っている状態で外から声をかけて20分くらいお話しできただけだ。ともおっしゃっていました。

 

あ、あともっと前かな?オープニングトークだったかもしれませんが、ワクチン打ったよ。という方手をあげてみてください。と言って、どうでしょう?1割から2割くらいいましたかねぇ?けっこういるな。という印象でした。冬美ちゃんも

「けっこう打てているんですね。まぁ、本当にもうちょっと。来年くらいにはコンサートにもふつうに来られるような日が、来るといいんですけれども、あとちょっと、我慢しながらがんばりましょう」と自分にもお客さんにも語り掛けるようにおっしゃっていました。(泣けました・・・・)

 

そして俺でいいのか、ブッタのご紹介をご自分で桑田佳祐さんとの出会いからすべて話され、それからブッダ。

かっこいい・・・・・やっぱり生歌最高!!!

 

で、あやっぱり、ブッダの後ですねお母さまやふるさとのお話をされて風うた。そしてラストは風に立つ。

 

この風に立つの最後の

♪それでも 行かねば ならぬ道 そうさ 人生やるっきゃないさ♪

のところのかっこよさ。

 

ひとことひとこと、拳をギュッと握りしめて、言葉も気持ちもみんなに届けとブン!!!ブン!!!という感じで飛ばしてくれました。

 

届けたい気持ちがあるからここに来たのです。

どうぞ私の魂でもなんでも持って行ってください。

 

冬美ちゃんのほうが大変だろうに、そんなことはお構いなしって感じの男気。

 

このお方を神様が歌姫に選ばれたのは、こーゆー清く強く正しい心の持ち主だからなんだなぁ。

本当に冬美ちゃん、いや、坂本冬美はかっこいいなぁ・・・

 

そんな昼の部でした。(長いわ!!!w)

 

夜の部は、2列目ど真ん中の最高シートで見られました♪

 

昼の部はシュシュポッポコーナーあたりまで、「お久しぶりです」モードで心がフワフワしちゃって歌がちゃんと聞けなかったのですが、夜の部は頭っからしっかり歌の世界に没頭させていただきました♪

 

桜の如くがやっぱりかっこよくって、本当にこの歌がこのコンサートに入れておいていただけたのは偶然ではない。という感じがしました。

 

風に立つはコンサートには必ず入っているし、ラストが風に立つであるというのも意味深いのですが、冒頭から桜の如くで景気よく力強く、明るくなにもかもを吹き飛ばしてくれるというのが気持ちよかったです♪かわいいし♪♪

 

だいたいのトークの内容は同じですから割愛ですが、男の火祭りのときに2階席(はバルコニー席なので数席しかないです)に一組だけご夫婦(と思われる)方が座っていて、旦那様のほうがまじめにソーレ!の練習に参加していなかったようです。

 

それをめざとく(笑)発見した冬美ちゃんがいきなりの個人攻撃(笑)

 

「その、お二階のおとうさん!」「そうよ~、おとうさんですよぉ。ぜんぜん参加してくださってないじゃないですか!」

 

冬美ちゃんの視線の先を追うと、奥さんは乗り出してソーレしてるけど、お父さんは腕組みして足も投げ出すように沈み込んで座っていて、とてもじゃないけど参加しなさそう・・・

 

内心、冬美ちゃんに、その方はやめておいたほうがいいんじゃないでしょうか・・・と言いたいほど貫禄のあるお父さんでした。心なしか奥様も「うちの主人はそういうことしませんので放っておいてくださいませ」感出してる気がしたし・・・

 

奥さんのほうが強い場合は、こんなこと冬美ちゃんに言われたら旦那さんをバシバシして、ほら、アンタもやれってさ!くらいのアクションありそうですが、今回の場合は奥さんは旦那さんをチラッと見ただけで話しかける風もないし。。。。

 

でも冬美ちゃん諦めません

「私も54ですから近くのものより遠くのもののほうが見えるんです!(笑)ちゃんと見えてますから、参加してくださいね。みなさんもちょっとお二階三階をチェックしてみてください。いいですか?お父さん、いきますよ~~~!」

 

あっぱれ あっぱれ あっぱれ そ~~~~~れ!!!

あっぱれ あっぱれ そ~~~れ!!

 

注目のお父さんは「あっぱれ」では腕組みそのままでしたが1回目のそーれ!でなんとそっと腕をあげてくれました!2回目ではさらに高くしっかりと!!!

 

おおおおおおおお、冬美ちゃんの百戦錬磨の選球眼すごい!!!!

 

あのお父さんなら行ける!という自信があったのでしょうか????

 

それでは忘れないうちに、お父さんもご一緒に、よろしくお願いいたしま~~~す!!

 

みたいに、その後もちゃんとそのお父さんに手を振ったりアイコンタクトを送ってフォロー?されていました。

 

生のステージで歌うことが得意というか、こうやって空気を作ることが大得意なのが冬美ちゃん♪

「来てくれた方が、来てよかったわ。といってもらえるように一生懸命歌います。」とおっしゃるのですが、冬美ちゃんの言葉は本当に本当なのです。

 

あの広い客席でもひとりでもつまらなそうにしていたり、不満そうにしていたら気になる方なんです。

それは、そーゆー人だからしょうがない。じゃなくて、なんとかこの方にも楽しんでいただきたい。と、そーゆーことを考えるお方なんだと思います。

 

キャッチャーって、一人だけ全員を見渡しながらプレイするポジションだから、全体を見渡して細かなことに気づくことが重要って、キャッチャー時代に言われたことがありますが、冬美ちゃんは細いのになんでキャッチャーだったんだろうって思ってましたが、もしかしたら学生時代から、こうして人を見渡して気づく力が強かったからかもしれませんねぇ(突然、そんなことを思った)

 

ラストの風に立つの力強さは何度でも言いたいですが、本当に来た人にすべてを持って帰ってもらいたい。そのために私、歌いに来たんです。という強さが伝わってきて、その鶴の恩返し的な身を削ってもどうぞという、ああ、そうだ献身的な歌。うん。そう思いました。

 

最後に「投げキッスプリーズ!」なんて掛け声ボード出そうとしてたのに、風に立つで感動して泣いてしまい、この気持ちでこのフリップ出すかね?とも思ったんですけども・・・・(笑)

 

せっかく作ってきたんで出しました(だすんか~~~い!)

 

その甲斐あってか、3方向に大きな大きな投げキッスをいただけました~~~~~~!!!!

 

 

あ。そうだ、客席の空席に関しては、チケットは売れているのに来られない人がいる。

という席だったんじゃないかと、そう思いました。

 

実際、ノブパパさんもきっとそうだったと思いますが、何人もから、行く予定にはしていたけど行かれない。

友達や家族を誘ってあったけど、さすがに今は誘えない。空席になるから誰かほかのひとと思っても声がけはしにくい。

という話をききました。

ファンクラブさんや会場ではおそらくキャンセルも受け付けているでしょうから、返金してもらうことも可能なのかもしれませんが、それは申し訳ない。ということでチケットは買っている、持っているけどいかれない。という席が出るのでしょう。

 

いろんなケースを聞きましたが、どれも納得というか、それは仕方ないなぁ・・・と思いました。

 

逆に、日程が当初とずれたことで行けるようになったから来た。という方もいるので、今後はワクチンも進んでいきそうですから、空席になることが事前にわかっていたら、以前のように行きたい人と行かれなくなった人を聞いて橋渡ししようかな?と思いました。

 

早速ですが、九州に行けるようになったけどチケットもってない。って人がいますから、行くつもりで行けなくなった方がいたらご連絡くださいませ。両日4公演分です。

また別スレッドで書いておくかもしれませんが、そういったわけで空席が出るのはしばらくは仕方ないんだなということがわかりました(いまさら)

 

 

ということで、だいぶ長くなりましたが、また何か思い出したら書きま~す♪

 

どうぞ、うらやましがってください。

 

そして、本当にあと少しか長くかわかりませんが、必ず来る幸せな日々を冬美ちゃんを信じて待ちましょう!(私はもう幸せな日々になっちゃってるんで説得力ないですけど・・・)

そんな我慢を強いられている人にこそ、生歌が届け!!!!!と思います!

(もちろん私も生歌は必要ですから必ずその場にいたいですけど)


#72980
りん
 

ああ、必ず書かねばと思っていたのを忘れてました!(1個は忘れてますよ。とLINEもらいました(w

昼の部の冗さんとのトークの最後に、冗さんが

「CDやMVは販売しておりますので、35周年を偲(しの)んでどうぞお聞きください。」って(w

冬美ちゃんは俺でいいのかの準備に入っていたのに

「ちょっと!偲んでって(爆笑)私生きてます!しのんでって・・・・(爆笑)」

冗さん
「大変失礼いたしました。しのんでじゃなく35年を振り返って・・・」

冬美ちゃん
「もう・・・生きてますから。偲ぶのは猪俣先生を偲んでで。」

冗さん
「大変失礼いたしました。。。。」

冬美ちゃんしばらく笑いがおさまりませんでした。

夜の部では、シュシュポッポのフォーチュンクッキー2回目の踊りを1回目の振り付けしちゃって、きっとマニアにしかわからないのに照れ笑い♪ああああ、かわいい♪

あ、あと夜の部で岸壁の前の冗さんのMCの最後に
「坂本冬美が歌って踊ります!あ、踊りませんが演じます!」だっけかな?間違えちゃってて、むしろ踊ってほしかったし、ニヤニヤしちゃいました。

あと、ご近所に言っちゃいけない注意を受けたのは(言ってるじゃん)

夜の部の火の国の女の最後のサビで、えっと私も歌詞みないと出てきませんが
「うちはひとりでよう寝れん」を2回歌っちゃったならごまかせたんですけど、2回目に間違えたことに気づいて
「うちは・・・・・・・・」って止まっちゃってそのあと「うちはあんたの 夢をみる 夢をみる」とややすまし顔で歌うけどぴくぴくと笑いをこらえている。

最後のキメポーズまでして曲が終わってから、暗転ののちに、

「みなさま、お気づきになられましたでしょうか?(笑)
最後のところが、ちょっと間違えてしまいまして・・・

えっと、正しくは、、、あら、ちょっとすぐには出てこない。
えっと・・・とにかく うちは一人じゃよう寝れんを2回歌っちゃって。54年も独りで寝てるのにね(爆笑)
大変失礼いたしました!」

とのこと。

ああ、かわいい。

今歌詞みたら「闇を流れる火の川で」でした。

続きが「うちはあんたの・・・」ってなるからそのまま行くか止めるかって思って止めたのか、止まっちゃってから、あ、ここもうちはになるのか。ってなったのかは不明。

掛け声できてたら「もう一回!!!」って言ったなぁ。。。。(笑)

また何か思い出したら書きます。

 

#72989
ノブパパ
 

りんさん、素晴らしく臨場感あふれるレポートありがとうございます。
オープニングからエンディングまでの楽曲、冬美ちゃんのトークなど
各フレーズ事に頭に浮かんできます

各曲は今まで見てきた色んな着物姿、ドレス姿を思い浮かべると
1曲につき何回も衣替えしています
トークに関しては、関西弁でありながら和歌山独特のまったりとした
言い回しに置き換えて読ませていただきました

歌謡浪曲は岸壁の母だったんですね
お母さん思いの冬美ちゃん、毎月のように会いに行っていたのに
コロナで会えない辛さを岸壁の母でつたえたかったのはないでしょうか?
「ああ風よ、心あれば伝えてよ母を待ちて今日もまた、」と思います

久々に冗さんとの掛け合いで、茶目っ気たっぷりの笑いが思い浮かびます
また目に沢山の笑いじわが増えたのではないかと
テレビで見る冬美ちゃんもいいですが、りんさんがおしゃってた通り
直に冬美ちゃんと同じ空間いる幸せを感じたいです

因みに本日無事に2回目のコロナワクチンを済ませてきました

#72993
りん
 

ノブパパさん、みーんみんさん、まちゃみんさん、書き込みありがとうございます♪

読んでくれてる人がいると思うとなるべく詳しく伝えなくちゃ♪と思いますね(笑)

確かに生が一番だけど、今まで観てきた冬美ちゃんをつなぎあわせて脳内再生できるのわかる!!!

行けないときは仕方ないから脳内再生でも妄想でも楽しめたほうがいいですもんね♪♪

コンサート直後はやっぱり大興奮しているので、うまく思い出せなくて、一晩寝たほうがある程度整理して反芻できるような気がするんですよねぇ・・・

脳より心のほうで感じたものが、脳に伝わるまでに寝るのが私は良いようです。

何日かしてから急に思い出したり、誰かに聞いて、あ、それ書こうと思ってたやつ!とかいって思い出したり。

生の良さって、生歌からばぁ~っと全く関係ない記憶や考え事がズルズルっと何か引き出されていく気持ちよさというか、もっと感情だけだと副音声にみたいにいろんなことが心と脳の両方から出てくるんですよね。

ああ、目の前に冬美ちゃんがいるんだから、もっと歌の世界に集中せねば。って思うほど昔のこととか、なんだかエピソードみたいなものや、さらに妄想上の冬美ちゃんが誰かとしている会話とか。

きっと絵画とか見てるときも、その作品から感じるものもあれば、その見てる人のそのときの感情とか思い出とかが経験とか、きっとひとりひとり思うことって違うと思うのですが、芸術が必ず必要だと思うのは、そーゆー人らしい感情や感動が引き出されるからじゃないかと思っています。

視界から入ってくる情報も、テレビだと、今冬美ちゃんの表情みたいのにギターの手元のアップかぁ。とか、ああ、このときは全身を観たいんだよなぁ。みたいなストレスってありますけど、生だったら観たいところが見放題(笑)

あ、つま先でリズムとってる。とか、草履ってけっこうな厚みで滑りそうだなぁ。この不安定な状態で歌うの久しぶりだろうから、膝がグネらないといいな。明日は冬美ちゃん全身筋肉痛じゃないかな?とか。
ちょっとの視覚情報からばぁ~っと冬美ちゃんのことを思うというか妄想するのも生ステージ鑑賞の楽しみで。そんな細かいことを思いながら、これがあるからやっぱり何度でも生が観たいんだよなぁ。とか思ったり。そんなことしてる間に大好きな歌詞が終わっちゃってて、あああ、そんな妄想なら帰ってからやればよかった。聞き逃した~~~とか。
心の声が隣の人に聞こえちゃってたら、本当にうるさいと思います(笑)

そうかと思えば、ああ、、、、、美人だなぁ。って観てるだけなのに涙がツーって知らぬ間に流れたり。
あれ?なんで泣いてんだ?美しいもの見たら泣くんだっけ?って自分でもわからない反応をしてしまったり。

あ。そうだ。ドレスが金色だからドレスコーナーのMC用に「まぶしすぎる!」っていうボードも作っていったら読んでくれて、「まぶしすぎるって(笑)その通りなんですけども・・・金というのは元気になる色だから・・・」みたいにトークしてくれて嬉しかったです♪

あ、夜の部オープニングトークのときに、いっぱいいろんなボードが出ていて、私も「待ってました(正しくは、待って待って待って待ってました!!)」ボードだったんだけど、出ているボードを冬美ちゃんがどんどん読んでくれるってのがありまして(笑)

「待ってました」「冬美ちゃん」「冬美ちゃん」「会いたかった?私もです」「冬美ちゃん」「冬美ちゃん」・・・・「待ってました(笑)あの逆になっちゃってますけども(笑)」って。

2個隣のいっささんの「待ってました」が上下逆に出してしまっていたようで、指摘されとりました(笑)

あと、「こう、掛け声ができないということで、いろいろと書いてきてくださったりとか、光るのからそうでないものまで(笑)ありがとうございます。幕が開く前に、パンパンパンと手拍子をしているのもふゆみ、ふゆみと声は出せないけど言ってくださっているそうで。決して開演が推して早くしろ。と言っているわけじゃないんですよ」とサイレントコールの説明をしてくださっていました。

水戸でもそのお話をしてくださっていたのですが、開演が推しているから手拍子(クレーム?早くしろってこと?)そんなのあるっけ???と思っていたのですが、先程歩いているときにふと、25周年のあやちゃんのリサイタル(たぶん25周年だったと思います。あれ?20周年かな?私中に入ってないから忘れちゃいました)で何かトラブルで客入れしてから1時間近く開演が推したことがあったなぁ。なんてことを思い出しました。冬美ちゃんは客席にいたはずだから、そのときのことを思っているのかな?なんて思いました。

あやちゃんが好きだからボンジョビとかエアロスミスとかも冬美ちゃんも行ったことがあるのかな??
それだと開演はたいていぜんぜん始まらずに、それはクレームという意味ではないけど、まぁ、確かに早く!早く!みたいなのとか、気持ち盛り上がってきて手拍子とか歓声とかで煽る風習?があるから、そう聞こえるのかなぁ。とか。

あ。手拍子といえば、夜の部の幕が下りたときに自然発生的にアンコールの意味の手拍子がありました。規制退場のアナウンスが流れるからすぐに収束しちゃいましたからアンコールには至りませんでしたけども。そのくらい素晴らしいコンサートだったんです。
なぜ、自然発生的に。というかというと、我々(ファミリー)がアンコールを主導することがないからです(笑)
こういう現象はときどきおきますが、必ず心で「わたしやってないからね!」「うちらじゃないからね」と言い訳しながらも手拍子には参加します(笑)

あ、あと(どんどん思い出すw)夜の部でオープニングトークの最後のこれからの曲目発表のときに
「まずは25周年の記念曲、桜の如く。そして、、、7年目?8年目?どちらでしたっけ。夜桜お七。」と珍しく夜桜お七を○年目。という紹介をされていました。そう、珍しいから忘れちゃってたようで、私目の前でしたから、ハンドサインで7!を出すと、「7年目だそうです(笑)35年もやってますから、もう何年前だかちょっとわからないです。そんなこともありますね」みたいなことをおっしゃっていました。

こうして、目の前でわずかとはいえ交流ができたのが超嬉しかったです♪

ああ、あとあれだ。

冗さんとのトークで、関西が好きの話を夜の部でもして。

冬美ちゃん
「本当に、東京の人がいないから言いますけど」

冗さん
「わずかながらに来ていると思いますよ。」

冬美ちゃん
「じゃぁ、その人は聞かないでください(笑)関西でのコンサートが本当に好きなんです(笑)」

このとき、こちらをチラッと見てくれたような気がします。いや見た。絶対見た(ファミリーあるある妄想アイコンタクトw)

あとは~。昼の部の男の火祭りの掛け声、、、じゃなかったソーレ!の練習のときに2階席以上の方だけの練習してたら
「みなさんやる気出していただけましたね!3階のそちらの方なんて、やる気出過ぎて早すぎちゃってますから」って。

関西コンサートはいつもは本当に客席から面白い掛け声やらかかって、冬美ちゃんもおじさんは「おとうさん」おばちゃんは「おかあさん」て言ったり、和歌山までいったらそれが「おっちゃん!おっちゃん!」とかなるし。

和歌山には敬語がない。と冬美ちゃんはおっしゃるので、やっぱり和歌山が近づくとお客様との距離感も縮まって、個人攻撃(笑)も厳しくなります(笑)

うかつにトイレに立とうものなら呼び止められますから(笑)
ソーレさぼったら晒しものになりますし(笑)

私は東京モノなので、こういうやりとりにお客様が怒らないかとちょっとヒヤヒヤしちゃうのですが、両方とも個人攻撃された「おとうさん」は最後に幕が下りるまでブンブン手を振っていました。お喜びのようでなによりです。関西風サービスは塩味強めなのですね。

あの冬美ちゃんの粗塩攻撃は関西人特有のサービスなのか・・・とかね。こーゆーことを感じられるのが関西コンサートだから行きたくなっちゃうんです♪

そして、関西育ちで東京にひとりで上京して先輩方の東京弁コンサートをみたときは、さぞかし冷たいやりとりに感じたろうなぁ・・・とか、東京で20代のころのコンサートではお客さんをまじギレさせたこととかなかったのかな?なんて思いますが、逆に冬美ちゃん伝説の冬美ちゃんがまじギレしてお客様にお金を返して帰らせたくらいだから、強者は冬美ちゃんか・・・とかとか。

冗さんじゃないけど、ちょっとあの話をきかせてくださいよ。ってな感じで、何年か前の千葉だったかどっか関東の大きな会場で、二階席がだいぶ後ろから始まる会館で・・・プレゼントコーナーもないのに突如1階席通路からおじさんが一人とても怒りながら部隊に近づいてきて。係りの人も止めないから異変に気付いた冬美ちゃんがそのおじさんと会話して。結局2階の1列目だってきいて楽しみにしてきたのに、すごい遠いじゃないかぁ!というクレームだったんだけど、激オコで怒鳴るおじさんに冬美ちゃんは全くひるむこともなく、ずっと会場に実況中継のようにおじさんの言い分も伝えながら、おじさんには優しく話をききつつ、最後は握手してじっくり顔みてってください。ってニコってして、おじさんご機嫌治る。という事件あったなぁ。なんて。

なんの話ですっけ?
そう、そういうわけで、関西コンサートはお客様との距離感が近い。いつもはそれがオープニングの客席との直接のトークで会場中に伝わるのですが、掛け声とともにお客様との握手や会話も禁止だから、私にしてみたら関西ノリ的なのがおじさんイジリが完結するまでわからなくて、ドキドキしちゃった。というお話でございます。

ああ、東京の人はめんどくさい。と言われそう。言わないけどw

 

#72994
りん
 

冬美ちゃんのコロナ禍に対する心情を今回のコンサートからどう読み取ったかと申しますと(きいてないw)

昨年9月にコンサートが再開されたときは、やっぱりまだ不安でいっぱい。こちらも不安でいっぱいでした。いちばんはガラガラの客席というかつてない光景にコンサートが再開できたとはいえ今までのようにはいかないんだという現実をはじめて見たわけで。でももちろん最後には再開できた喜びや歌える感動など、とても複雑な感情だったと思います(昨年9月のレポ参照)

んで、年末にかけて何本かコンサートができたときはそのまま延期になったコンサートはやっていけるのかな。という感じ。でも冬にインフルとかも心配されてたから、やっぱり今日が最後かもしれない。当たり前にはコンサートができないんだ。という覚悟のなか、ひとつコンサートをやり終えるたびの達成感というかほっとしたというような感じだったかと思います(記憶はあいまい。レポ参照)

で、明治座はできたものの、前後のコンサートはバタバタと延期やついに中止も増えていっての今回の神戸コンサート。

もしかしたらできないかも。よりも、もしかしたらできることがあるかもしれない。くらいに開催への可能性がなんだか低くなって不安定。しかも全国の緊急事態宣言とかマンボウとか、目に見える基準よりも、なぜか開催の基準は曖昧になっていき、京都が中止で神戸はOKなんて、もはやあみだくじくらい理由なき基準なき自粛・・・
そんなできないが濃厚のなか、それでもできたときにはしっかり伝えたい「坂本冬美」をずっとキープしてステージに立ってくださった。そのことに泣ける。

冬美ちゃん便りを毎日更新されるたびに見ているので、その日常はテレビやコンサートや劇場やイベントに出演し続けているコロナ前の生活と一変していることは明らか。それでも、いざこうしてコンサートになったらコロナ以前とかわらない夢空間を一瞬にして作ってくださる。

お着物に草履で舞台を駆け回ったり、ヒールでドレスのとはスタンドマイク振り回したり。歌謡浪曲にソーレ!にブッダ。さらにラストでは圧巻の風に立つ。

あの体力は・・・長年のコンサートや仕事を第一線でキープしたから続けてこられるものでもう1年半のリズムを狂わされて満足に立てるステージも激減しているのに、なんら変わらないステージができることがどんなにすごいことか・・・

水戸のときは明治座明けということもあって、こちらもゆっくり休めたから元気な冬美ちゃんだ♪♪という感じでしたが、今回の神戸コンサートは本当なら昨年の3月28日開催予定だったもの。構成チェンジ前最後くらいになるはずだったんじゃなかったっけ?新構成スタート予定だったかな?もう、、、わからなくなっちゃいましたが、とにかく、そのときにみせてくれようとしていたものを、こんな大変な状況があったのにしっかりそのまま・・・いや風に立つや桜の如くのあの迫力や岸壁の母の「母の叫び」を思えばさらにバージョンアップして開催していただけるって、本当に本当に本当にすごいことだと思いました。

そもそも・・・バンドさん含めて、セット含めて、曲目・構成含めて何も予定と変えなかったという心意気からはじまったコロナ禍でのコンサート。

昨年9月にもその心意気に感動しましたが、あのときはこんなに長引くなんて思わなかったけど、こうなってみるとあの9月にフルバージョンでコンサートしたのなんか冬美ちゃんくらいだと思いますから、そういった大切なときの選択ひとつひとつが「坂本冬美」という一流のクオリティを守ってきたんだなぁ。と感じずにはいられません。

私はいつでもどんな状況でも冬美ちゃんがステージに立ってチケットが入手できれば行けるけど、コロナってそーゆー病気じゃないから、どうしても我慢しなくちゃいけない立場や境遇の人がいる。そういうひとりひとりが、もう行っていいよ。となったときに「坂本冬美」は「坂本冬美」としていたい。いなければいけない。いてあげたい。きっと一番しっくりくる言葉が見つからないけど、変わらずに迎えたい。そんなことを感じました。

冬美ちゃんが変わらない。というのは「進化し続けている状況」です。今までもこれからも、あらゆる試練や経験を経て平坦ではない「道」が25周年。まだまだ先に行きますよと意欲を燃やした30周年。そしてなんのイベントができなかったとしても、ステージ回数は減ったとしても、理想とする「坂本冬美」でい続けるという難しさに挑戦しているのが、坂本冬美35周年。

きっと冬美ちゃんが、ステージに立つことが大好きであると再認識している強さと同じく、我々は坂本冬美さんがいる人生でよかったと再認識しているし、ステージに立てることが特別なことだったんだと再認識している冬美ちゃんを、冬美ちゃんのステージが観られるのは当たり前なことではなく、とてもとても貴重でありがたいことなんだ。と再認識しているファミリー。

もし、コロナ禍じゃなくても相思相愛だという確信はありますが、この苦境でいろんな境遇のファミリーに対して冬美ちゃんがしてくれる最大級に嬉しいことって、いつもの、我々が愛する「坂本冬美」のままで待っていてくれることなんだなぁ。そんなことを思いました。

「大丈夫。もう少しの我慢だから。焦らなくて大丈夫。私はここで待っているから無理せず希望を失わずここを目指してがんばりましょう」

ということで、神戸コンサートから受け取った来られなかったファミリーへの冬美ちゃんのメッセージはこんな感じだと思います。

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