22日にTBSラジオで放送された「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは坂本冬美さんでした<br />テレビの「ぴったんこカン・カン」ではよく共演するお二人<br />ラジオで会うのは新鮮で恥ずかしい、照れくさいと<br /><br />最初は「ぴったんこカン・カン」でも一緒に出演する泉ピン子さんの話題から<br /><br />冬美さん「今日もLINEしました、これから出ますって!たぶん聞いてるんじゃないですかねピン子さん、ねえ、ピン子さん!はい(笑)」<br /><br />安住さん「ピン子さんはね、怖いことは怖いんですけど、すごく優しい人なんですよね」<br /><br />冬美さん「そうなんです!すっごく優しくって、真っ直ぐな方ですものね!」<br /><br />安住さん「そうなんですよね!真っ直ぐすぎるんでちょっと当たりが強い時があったりするんですけど、それは別にあれなんですよね、嫌ってたりするわけじゃなくて」<br /><br />冬美さん「そう!愛情!」<br /><br />安住さん「愛情なんですよねぇ」<br /><br />冬美さん「私はなんか相性がいいのか、本当にお芝居もずっとご一緒させていただいて、もうずっと私の楽屋にいるんですよピン子さん!朝来たらそのまま私の楽屋で朝食食べて、で4、50分しゃべって、ピン子さんそろそろ私着替えますよ!って言って、ごめんなさいって言って裸になったりなんかしても、全然平気な方で」<br /><br />安住さん「そうですよね!まあそれが迷惑って感じる人は迷惑なんですよね(笑)」<br /><br />冬美さん「ああ、そっか!私は全然大丈夫でしたね!あぁ、そっかそっか(笑)」<br /><br />安住さん「そうなんですよ、でもとても言うことがストレートで、冬美さんのゴールデンボンバーの方の『片想いでいい』あの曲はもともとCDになる予定がなかったんですけど、ピン子さんが、あんた、あの曲いいじゃない!みたいなことを言ってですね」<br /><br />冬美さん「そうなんです!CD化しなきゃダメ!って言ってくださってCD化して、であの着うたですか? あれにしていただいているんです、いまだに!」<br /><br />安住さん「そうですよねぇ、でファンの方も喜んで、冬美さんの方としてはCDにする予定はなかったんですよね?」<br /><br />冬美さん「なかったです!配信だけで いまの時代、なかなかこう、まして若い方が聞いてくださる曲っていうのはなかなかCD化してくれないんですけども、でもピン子さんの一声で、はいCD化しました!」<br /><br />安住さん「そうですよねぇ、ああいうことを言ってくださる方は少ないですよねぇ、今ねぇ」<br /><br />冬美さん「いないです!本当にいないですし、うちのファンの人たちもピン子さんの大ファンで、劇場中も私よりもピン子さんの時の方が盛り上がったりするんですね、不思議と(笑)」<br /><br />そして安住さん、最初はピン子さんに対して「いや、キツいな。これはダメかな?」と何回もくじけそうになったそうで、それが一緒の仕事でイタリアのアリタリア航空の飛行機で不都合な感じになった際、泉ピン子さんが堂々と大きな声で日本語できちんと自分の主張をして、要求を通したのを見て、その時「ああ、この人は当たりが強いだけで、本当のことをただ言っているだけなんだ」と思い、そこから味方が全然変わったと<br /><br />冬美さん「いや、でもなかなかその勇気はないですものね、でもとにかくそういう真っ直ぐな方です!だから嘘をつく人はたぶんダメなんですよね、目が泳いだりする人は絶対にダメですよね!はい、フフフ(笑)はい」<br /><br />そして安住さんが冬美さんのプロフィールを紹介してデビュー当時のお話<br /><br />憧れの石川さゆりさんと初めてあったとき和歌山出身だと言うと「あら陸の孤島ね!」と言われたことを忘れもしないと<br />高速のない和歌山から出てきて猪俣先生の運転手をやらされたときは、高速に入るタイミングが縄跳びに入るようで戸惑った話<br />ナビのない時代、道がわからなくなると車を止めて、走っている人を止めて「ここに行きたいんですけど、どうやって行けばいいんでしょう?」というような感じだったと<br />内弟子時代は大学に通っている女の子と相部屋だった<br />お風呂は夜中に帰ってきて猪俣先生が寝たあとで大急ぎで入っていた<br /><br />今回のテーマは「演歌の女王、坂本冬美さんの忘れられない話」<br /><br />その壱「ヨーデルみたいな小節」<br /><br />猪俣先生にヨーデルみたいな小節は抑えないとだめと言われて封印し、小節が回せなくなった<br />二葉百合子先生に弟子入りして小節を練習するようになったと<br /><br />その弐「未発表曲じゃなかった」<br /><br />デビュー20周年のときに未発表曲として発売した「星に祈りを」が、実は都はるみさんが以前歌っっていた「北旅情」という歌だった<br />そのことが判明し発売を中止!都はるみさんのところに謝りに行くと「全然違う歌だから!いい!いい!出して!歌って!歌って!まったく気にしなくていいから、まったく違う歌になってるわよ!」<br />その一言で再発売することになったと<br /><br />安住さん「坂本さんといえば、色んな人と音楽活動していて、一覧表にするとびっくりするくらい色んな人とやってますよね!」<br /><br />冬美さん「そうですねぇ、その最初のきっかけというのが忌野清志郎さんなんですけれども、たまたま同じレコード会社ということもあって、清志郎さんと細野晴臣さんと3人でHISというグループ名でアルバムを出したんですけど、それがデビュー4年めの年だったんですが、それから色んな方とご一緒させていただく機会が多くなりましたね」<br /><br />安住さん「ですね!それは皆さん向こう側から坂本さん一緒にと声をかけられるんですか?」<br /><br />冬美さん「それは清志郎さんが最初そうでしたけども、まあ後は、例えば10周年のときに宇崎竜童さんに曲を作っていただいたりとか、『また君に恋してる』とカップリングだった中村あゆみさんの『アジアの海賊』なんかは、なんとなく意気投合して冬美ちゃんにいい曲があるのよと言ってくださって提供していただいたりとか、色々ですけども」<br /><br />安住さん「ビリー・バンバンさんともやってますし」<br /><br />冬美さん「カバーさせていただきました」<br /><br />安住さん「トータス松本さんともやってますし」<br /><br />冬美さん「あぁそうでした!デュエットさせていただいて」<br /><br />安住さん「いや色々やってますよねぇ!だから坂本さんが歌がうまいから、如何ようでも形変えるということなんですよねぇ!やっぱり歌うまいなって思いますよね!」<br /><br />冬美さん「あのね、デビューする前は思ってたんです!でも、演歌歌手になってからうまい人いっぱいいるんですね(笑)小節まわる人いっぱいいる、声量のある人いっぱいいる、自分はホントに声量もないし小節もまわらないし、だから正直言ってまったく自信ないんですね!だからそれを二葉百合子先生と出会って歌謡浪曲っていうものを学んでから、少し自分の中にも芸の幅も広がったかなと思ってますし、そうやって少しずつ武器を作っていかないと、自分に自信を持たせないと、もうホントに、なんて言うんでしょ、自信喪失になっちゃうくらい、とにかく演歌歌手ってホントうまい方が多すぎるんですよね!まぁ安住さんもご存知だと思いますけど」<br /><br />安住さん「いやいや、また坂本さんちょっとあれですよね、本番前自信なくすタイプの、珍しいアーティストの人で」<br /><br />冬美さん「もう(笑)緊張が半端ないんですよね(笑)」<br /><br />安住さん「ほんともう小学生のピアノ発表会かっていうくらい、舞台袖でまずい!みたいな顔してて、えぇ!紅白何回出てんですか!?みたいな感じで、う~んまずい!みたいな(笑)」<br /><br />冬美さん「ほんとにそうなんです!ほんとにひどい緊張、あがり症で、ですからこれはもう一生治らないんでしょうねぇ!ホントに自分で嫌になっちゃうくらい!それなのに!レコード大賞の、何年か前に最優秀歌唱賞をいただいたときにひどいコメントをするんですよ!最優秀歌唱賞わかってますか!?って、これは歌唱力のある方がとる賞なんですよとか、もう安住さんそんなことを本番前に言うんですよね、もうね、どれだけプレッシャーをかけられるか(笑)ほんとに(笑)」<br /><br />安住さん「もうホントひどい」<br /><br />中澤さん「どう言うつもりで言うんですか?」<br /><br />安住さん「なんか冗談だと思うのよ、こんなにキャリアのある人が、ちょっと緊張してるかもとか言ってるから、嘘だぁ!と思って、坂本さんこれは一年間の中で一番歌がうまい人がとる賞ですからなんとか言って、横でボソボソ言ったら、あふあふって、顔が真っ白になって、体重がみるみる落ちてく感じなんですよ(笑)」<br /><br />冬美さん「人相変わっちゃうんですよ(笑)」<br /><br />安住さん「そう人相変わっちゃってさ、どわ~っみたいな、やば~言い過ぎたと思って(笑)」<br /><br />冬美さん「ホントに、はいもう嫌です!生放送はホントに嫌です!もう」<br /><br />♪また君に恋してる<br /><br />その参「親友!藤あや子さん」<br /><br />安住さん「藤さんとはすぐ意気投合したんですか?」<br /><br />冬美さん「ううん、最初はねぇ、ほらああいうきれいな方だから、何ていうのかしら、何話していいかわかんなくてあんまり親しくなかったんですけど、何年か経ってからヘアメイクさんを通して一緒に御飯を食べる機会があって、そしてらびっくりするくらいざっくばらんな人で」<br /><br />安住さん「そうですね!ちょっとルックスと違いますよね」<br /><br />冬美さん「まったくイメージが違って、こんなおもしろいさっぱりした人なんだ、男っぽくて、それからもうすぐ仲良くなりましたね、はい!」<br /><br />安住さん「でも本当に仕事仲間と言うより大親友ができていいですよね」<br /><br />冬美さん「良かったです!本当に!わたしそれまで、デビュー当時太ってたから、あんまり太っちゃいけない、ご飯食べちゃいけないとか、そんな感じだったんですが、あやちゃんはああ見えていっぱい食べる人で、食の大切さとか、細かいことをうじうじ考えてんじゃないわよ!っていう感じの人なんで、こんなに楽に生きられたらいいなっていうものを見せてもらってますし、ウッフ!ホントに正反対!うん!」<br /><br />あや子さんが温泉宿で冷泉と思って池に入っていた話、飛行機のシートベルトを外すつもりが自分のズボンのベルトをはずしていた話を安住さんが紹介<br /><br />冬美さん「そういうホントにおっちょこちょいなんですよね!ほんとに面白い人!だから常に誰かがそばで見ておかないと、あやちゃんが歩いた後なんか落ちてるかもしれないっていう、誰かしらいないといけないですあの人は!ホントに!お側で」<br /><br />♪俺でいいのか<br /><br />コンサートの話題で<br /><br />安住さん「坂本冬美さんのコンサートは面白いですからね、ぜひ!」<br /><br />冬美さん「ありがとうございます」<br /><br />安住さん「以外に思いますでしょ?以外にトークコーナーが面白いんです!」<br /><br />冬美さん「以外ですかね?」<br /><br />安住さん「緊張しながら面白いこと言いますから(笑)」<br /><br />冬美さん「はい(笑)ぜひぜひ!」<br /><br />安住さん「緊張しながら練りに練られたトークが展開されますから(笑)」<br /><br />冬美さん「ありがとうございます!ウッフフ(笑)」<br /><br />安住さん「すごい練習してるんだろうなぁて感じのトークコーナーが、爆笑のトークコーナーがありますからね、いいっすよぉ(笑)」<br /><br />冬美さん「はい、色々、ね、寝ながら考えてるんですよ、明日はこんなこと言おう!とか ウッフフ(笑)」<br /><br />安住さん「苦手ならそんなにやらなきゃいいのにと思うんだけど、結構頑張ってやるんですよね(笑)」<br /><br />冬美さん「ありがとうございます!ほんとにしっかり見ていただいて(笑)」<br /><br /><a name="more"></a>
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