28日未明に放送されたbayfm「SONG OF JAPAN」で坂本冬美さんのメッセージが流れました
DJのお一人田中美和子さんは冬美さんと同じ年の生まれで、明治座の公演を観劇されたそうで、他のラジオでは聴けないコメントがありました
自粛の期間に、それまで殺風景だったベランダにお花ですとか家庭菜園、お野菜を植えているんですね、ですから日課としましては、朝起きましたらストレッチをしたあとでベランダに出まして、そのお花の成長ですとかお野菜の成長を見て、あっこれが食べごろだなと思ったら、そのお野菜をカットしてですねそれが朝の食卓に出たりなんていう、そんな毎日を過ごしているわけですけれども、まぁ今までお仕事が忙しいときはホントにどこ行ってもこう緑を見たりお花を見て「あっ綺麗だなぁ!」なんて思う時間ってなかったんですよね、ですからそういった意味でこのコロナ禍でひとつよかったことはそういったお花を見て「かわいいなぁ綺麗だなぁ」と思って癒やされたりしてることですかねぇ、そうやって過ごしておりまーす。
(田中さんと)同じ未年でございますよ、ねぇ田中さんやること多くなってません?
私なんか朝起きてベッドから出るまで、ベッドから起き上がって立ち上がるまでですよ、15分かかるんです!起きてストレッチをして、いきなり起きると目眩したりですね、腰がちょっと「あっ痛いな!」と思ったりしますんで、ちょっと腰を少しストレッチして、それから目眩の運動もして、そうやってやっと15分後にベッドから出られるんですね。それは朝ですね、そして夜お風呂に入ってから、私ねぇトータルでお風呂に入って体洗って、それから出て髪の毛乾かすまで、1時間半かかるんですよ!時間かかりすぎでしょ!これでは嫁にもいけませんよ、主婦はそんなことしてられませんもんね、そしてお風呂の中で何をやってるかといいますと、まぁこの二の腕が、もう袖がブルブルするじゃないですか歳とともに、ですからそのブルブルをなんとかねぇ、何をやってもなかなか取れないんですけども、500mlのペットボトルにお水がいっぱい入っておりまして、それをこうねぇ振り回したり、こういうのを何十回も何セットもやって、それだけじゃないんです、腕を上げたり下ろしたりぐるぐる回したり、それから顔のマッサージ、顔からデコルテ、このあたりのマッサージ、それから全身、また足のところも、ちゃんとこうね、なんていうんですか流れるように、そうやってマッサージをして出ますと約1時間半かかるんですよ!若いときはこんなにかからなかったんですけど、いやぁねぇ田中さんホントに、ですから日々そうやって努力しておりまーす!
♪また君に恋してる
(ニューアルバム「坂本冬美 35th」)35曲、選曲が大変だったんですよね、今回「ブッダのように私は死んだ」という桑田佳祐さんに書き下ろしていただいた新曲を出させていただいておりますので、それをきっかけに私のファンになってくださった方も、お若い方もいらしゃるんですね、ですから普通こういう記念アルバムといいますとデビュー曲から並んでいくんですが、いきなり若い方に「あばれ太鼓」の、このド演歌を聴いていただくと、ちょっとね「えっ!?えっ?」と思われるといけないので、逆にこう遡る形で選曲させていただきました。「ブッダのように私は死んだ」から振り返っていきますと、私も改めて自分の曲を聴いてみましたら、いろんな方に曲を提供していただいてるんですね。
まぁ振り返ればデビュー当時に忌野清志郎さんにお声をかけていただいて、清志郎さんのアルバムにちょっと参加させていただいたり、そのあとは忌野清志郎さんそして細野晴臣さんとHISなんていうユニットも組ませていただいたり、まぁそんな清志郎さんから曲を提供していただいたり、谷村新司さんに曲を書いていただいたり、宇崎竜童さん、それから中村あゆみさん、そしてさくらももこさんに作詞をしていただいて宮沢和史さんに曲を書いていただいてといったような曲もあるんですね。ですからそういった意味では演歌歌手としてデビューしましたけれども。この35年ホントにいろんな方との出会いによって色んなジャンルの歌を歌わせていただきました。そんな形で選曲させていただいております。
生まれ変わったらですか?まぁ仕事を選ぶとしたらやはり歌手ですねぇ!いつまで歌えるかわかりませんけどもきっと満足して終われないと思うんです。いつまでもこんな歌でいいんだろうか?もっともっとこんな歌を歌いたいなんていう欲をもったまんま、知らないうちにこの世とはおさらばするんではないかなと思ってるんですけども・・・歌手じゃなかったら、「ブッダのように私は死んだ」の桑田佳祐さんを私に教えてくれた初恋の山本くん、やはり山本くんの奥さんになりたいなというのは思っておりましたので、まっ山本くんじゃなくても、結婚して普通に子供を生んで、この歳だったらもう孫がいてもおかしくないですからね、そういう普通の生活をしてみたいなと思いますね。
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