思い出せることから断片的に……
まず、紅白の衣装は那智の滝をイメージして頑張って(笑)作ったとのこと。
派手な歌だし、台風被害の出た故郷に届け!と張り切って作ったのに、照明がきつくてまさかのハレーション!
ぜんぜん映ってないけど、録画してる方はぜひよく見直してください!
ダダーッと流れ落ちる滝がわかると思います!
とのこと。
関ジャニの大倉くんの話のときには、同じ関ジャニの丸山くん(だっけな?)が超実家に近い御近所出身とのこと。
紀南のコンサートだったので、地元のお客さんを見ながら、
あの丸山さんちのお孫さんなんですって!って。
なんだかとっても近そうでした。
岸和田では新歌舞伎座での一ヶ月公演にも触れ、幕が降りる瞬間に
「新歌舞伎座であいましょー!お待ちしてまーっす!」
って。かわいかったー♪
紀南の昼は90歳以上の方が豊作(笑)
すでに書きましたが、特に傑作だったのは夜の部の米寿のおばあちゃん♪
ちょっと痩せたか?恋患いか?
にはじまり。
結婚せぇ。人気落ちへんから。
テレビは緊張しすぎや。コンサートは楽しいんやから、もっとリラックスせい。
和田アキ子に負けたらあかん!
と、ズバズバと正論を繰り広げ、冬美ちゃんはしゃがみこんでの大笑いでしばらく起き上がれませんでした(笑)
地元なまりの冬美ちゃんかわいい!
ナイスな突っ込みで、火の国の女を歌ったあとにも、
さっきのおばあちゃんに言われたように、結婚でもして…まあ、しなくても…これからもっと色んな経験をしながら…いつでもリラックスして歌えるように…何年かかるかわかりませんが…
みたいに、相当冬美ちゃんに響いたご様子でした(笑)
岸壁の母は全て素晴らしかったですが、紀南の昼は久しぶりに聴かせてもらったこともあり、ズバコーン!と響きました。
特に、
♪きっとー 帰ってー くるものを♪
のところ。
進化してました……
ああ、冬美ちゃんはお正月休みもお正月休みじゃなくて歌手だったんじゃないかなあ…コンサートやお仕事があるときだけじゃなくて、常に歌に取り組んでいるんだなあ…
そんな風に感じて、いつもに増して選ばれし歌姫の孤独や重圧や、それに打ち勝つ強さに感動しました。
気持ちだけじゃなく、技的なものが進化していくのは、努力以外のなにものでもないと思います。
お正月ボケして、肩慣らしから始めました。のコンサートでもいいのに、新年一発目からより高いレベルを見せつけられて、これだから坂本冬美は坂本冬美でい続けられてきたんだと。
ゆっくりとかのんびりとか言っても、ピンと張った緊張感が坂本冬美なんだと。こちらのほうの背筋が伸びる思いでした。
男の火祭りに関して、紀南で深く熱い気持ちを語ってくれました。
この前、ここ(紀南)でコンサートをしたのは、ちょうどあの台風のときで…
電車や道路が止まって、コンサートに来られなかった方がいたとも聞きました。
本当に大変な被害で…
なんとか故郷を元気にしたい!
そんな思いで、たかたかし先生に那智をイメージした歌を作って頂くようにお願いしまして…
男の火祭りという名前ですが、那智の火祭りなんです。那智の歌なんです。
それが2年かけてやっと出来上がりまして…
年末にもお陰さまでレコード大賞、紅白歌合戦でも歌わせていただいて…
内容的にはこんな感じでした。
印象的には、もらった歌じゃないんだ!作った歌なんだ!これは特別な想いが詰まっているんだ。故郷を愛す気持ちを届けたいんだ!ここで歌うし東京でも歌うのだ!私はこーゆー想いを全国に届けたいんだ!
そんな強い気持ちをヒシヒシと感じました。
男の火祭りは久しぶりの演歌だからヒットにしたかったわけではなく、那智勝浦の水害に心を痛めた冬美ちゃんの想いが強いからだったようです。
いつも冬美ちゃんが言う、歌うことしかできませんが…の実践として、冬美ちゃんオファーでふるさとを元気にしたいという想いが詰まった歌だったから、ぜひ紅白で歌いたかったようです。
何年もファンやってるのに、未だに冬美ちゃんの深い愛情に気付けない自分が恥ずかしい…
でも、真意は今わかったんだけど、冬美ちゃんが珍しくファンに買ってとか、ヒットさせてとかお願いしてたから、それには従順に従ってよかった♪
冬美ちゃん、やっぱり当たり前だけど、尊敬しております!
冬美ちゃんの大きさと、自分のちっちゃさをまた痛感しました。
男の火祭りを、とてものびやかに歌う姿はいつもに増して頼もしく、かっこよかったなあ……(遠い目)
大丈夫!私がなんとかしまっせ!ついてらっしゃい!
そんな大きさを感じました。
弱さと強さがあるのが冬美ちゃんの魅力ですが、紀南の男の火祭りは強さMAXでプラス余裕って感じでした。
あー、かっこいい!!
オチャメも、もちろんありましたよ♪
尺八が岩田さんじゃなくて秀秀の秀さんだったので、お三味線のキジさんの紹介が終わると、
「今度は本当のイケメンを紹介します!」
と元気よく…(笑)
キジさん、コケてました。
冬美ちゃんの
「男前は何をしても似合いますね♪」
という笑顔が100%の本気でした(笑)
嫁入りネタでは、会場からの
「年金までには嫁に行けー!」
の声にバカウケ(笑)
それまでにはなんとかなるかも(笑)
って返してたかな?
紀南の夜の部で、二階からいっぱい掛け声というか、チャチャを入れていたお客さんに
「中尾のおっちゃん!ちょっと静かにしてやー!中尾のおっちゃんっていって、私が歌手になるきっかけを作ってくれたおっちゃんなんやけど、今日は、二階の席しかなくて、席が悪くて怒ってるんですよ(笑)」
とみんなに紹介していました。
そうだ。90代のおじいちゃんの中に冬美ちゃんと握手したとき
「○○(男性の名前)の父です。」
と自己紹介した方がいました。
冬美ちゃんは
「○○さんの…お父さん!えっと○○さんて誰やっけ?(笑)急に言われて思い出されへん(笑)」
会場のお友だちらしき方から、解答があり、
「え?○○さんて××先生か!はあ!××先生のお父さんでしたか!担任の先生や!それはそれは…よろしくお伝えください!」
なんていう地元らしいやりとりがありました。
和歌山弁が再現できないのが残念ですが、紀南のコンサートでは冬美ちゃんは、おっちゃん、おばちゃんとお客様を呼び(笑)、客席への突っ込みもいつもよりキツメで…この場にいるだけで幸せになるアットホームなコンサートなんです。
二年に一度くらいは紀南でのコンサートがあり、何故か大概平日なのですが、ファミリーであれば一度は参加して欲しいお薦めコンサートなんです♪
最後の挨拶でも
「こうして地元に帰ってきて…まあ、お正月にも一週間くらいいたんですけど…
こうして、冬美ちゃん元気やったか?テレビで頑張ってるな!とか声をかけてもらって…
とっても元気をもらえます。
今年もこれで、頑張れそうな気がします!
また今年も東京で頑張ってきます!
ありがとうございました!」
ちょっとウルッとしながらも、故郷の冬美ちゃんから大スターの坂本冬美になって歌う風に立つ。かっこいいなあ。しびれました!
コンサート以外では、冬美ちゃんの故郷を観光してきました。
おかえりがおまもりのジャケットにもなった赤橋。見てきました。
想像していたより幅が狭く、想像していたより長い橋でした。
高所恐怖症の冬美ちゃんが、この橋を渡れるのだろうかと疑問に思いました(笑)
両岸の根元部分はおそらく元のもので、真ん中部分が新しくなっていて、もっと違う新しい橋になっちゃってるのかと思ったら、サイズも柄?もおそらくはそのままが再現されたんじゃないかな?
たくさん写真を撮ったので以前放送された風が運んだもの。を見直してみよっと。
んで、朝来駅や、上富田小学校・中学校・高校など縁の地を巡りつつ…
とれとれ市場で買い物したり、名物のクエを食べたり♪
白浜は冬美ちゃんのお蔭で知り、何度か行かせてもらっていますが、まったりとしたお湯の温泉と夕日。おいしい食べ物とパンダ!
観光地として最高の場所です。
今回はパンダちゃんには会いに行かれませんでしたし、1日ではもったいないから、また改めてゆっくりと観光に行きたいなあ。
那智勝浦め一度しか行ってないからまた行きたいなあ。
紀南文化会館と白浜空港や観光地はとっても近いので、コンサートに行くときはぜひ観光もセットで…って、言うのが遅かったね(笑)すいません…
那智勝浦は遠いです(笑)
が、男の火祭りゆかりの地になった以上、聖地巡礼ツアーには入れないとね!
そうそう、赤橋では別行動のファミリーとも遭遇(笑)
考えることはみんな一緒ですね(笑)
今も水が多いときには、川に隠れて見えなくなる潜水橋なので、水が多いシーズンには観光で行っても見えないかもなので気を付けてください。
北海道の富良野にはさだまさしさんの北の国からのテーマ曲が鳴り響いてますから、赤橋にはぜひ「おかえりがおまもり」を轟かせて欲しいなあ…
名前も冬美大橋のほうがいいなあ…
でも雨だと見えない観光地って…控え目な冬美ちゃんらしくていいかな?
そんなことを言いながら観光してました。
皆様も是非、コンサート柄みでも柄みじゃなくても、聖地巡礼ツアーをしてみてください。
なぜ冬美ちゃんがあんなに欲がないのか心で理解できると思います。
ではでは、会場で観光でご一緒したファミリーの皆様、自慢話に地団駄踏んで悔しがっている皆様(笑)
今後ともよろしくお願いします!
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