1日~5日に放送されたTBSラジオ「GIFT~未来への贈り物~」のゲストは坂本冬美さん
パーソナリティーは馬場典子さん
冬美さん馬場さんには親しみを感じると話されてますね
毎日5分程度の短い時間でしたが、冬美さんのお声は心地よいです
贅沢は言わず、これくらいの時間でもいいからレギュラーのラジオ番組があればいいですねぇ
1日目はデビュー曲「あばれ太鼓」の歌詞「どうせ死ぬときゃ裸じゃないか」
19歳でデビューしたときは歌詞の意味がわからず「なんてダサい歌」だと思って猪俣先生に「この歌は流行らないと思います」と言ってしまったというお話から
コロナ禍で荷物の整理をしていると無駄なものだらけ
冬美さん缶とか箱を溜め込んでしまっていたそうですが、結局田舎に送ってしまって捨てられなかったと
冬美さん「無駄なものとか余分なものは切り捨てていこうと思うようになって少しずつ整理したんですが、そんなときにお家で歌の練習をしてて『どうせ死ぬときゃ裸じゃないか』 まさにこれだなって、ようやく歌詞の意味が・・・もしかしてこれから歳を重ねたらもっともっとホントの意味がわかるのかもしれないんですけど、確かに無駄を省いてって最終的にはそういうことなのかなっていうことをちょっと感じたりしました、改めてあっなんて素晴らしいデビュー曲を頂いたんだろうということを感じました。この深い意味が理解できたといいますかね」
冬美さん「歳を重ねていくたびになにかこう深みといいますかね、違ってくるような気がします。若い頃は勢いとか形だけで、先生がここを抑えて歌え、ここはお腹に力をいれて張って歌えってメリハリの部分で教えていただいていましたけれど、今はそこに感情がもっともっと深いところで表現できるようになったのではないかな、若さは、あのときの勢いはないですけれど、そんな風に思いますね」
2日目は相田みつおさんの詩「道」
冬美さん「長い人生にはどんなに避けようとしても通らなければならぬ道ってものがあるんだな・・・うん!ってまあそう思って、そんなときはその道を黙って歩くことだなって、だからどうあがいても何か運命に逆らえないときってやっぱりありますし、でもそのときは受け入れられなかったり今起きてることを理解できなかったり、それをちゃんと自分の中で消化するには何年もかかるわけですけども、何年も何年も経ってこの詩を見たときに、そうだな!って、確かにそういうときはジタバタしてもしょうがないし、とにかく黙って時がすぎるのを待って、それを自分の中でちゃんと噛み砕いて受け止めて、それからまた気持ちをしっかりもって歩いていくんだってことを、なにかこの『道』っていう、人生ですよね!私の場合歌の道もありますけども自分の人生も重ねて、まあ自分の人生イコール歌の道でもあるんですけど、歌で挫けそうになったときも、やはりこの詩が・・・とにかく黙って歩くんだ、ただ黙ってっていうこの言葉がやっぱり沁みますよね!」
3日目はペギー葉山さんの曲で「ケ・セラ・セラ」
元々くよくよする性格の冬美さん、休業後に復帰してからこの性格を治そうとして気持ちを切り替えられるようになったと
冬美さん「歌に対しては練習するのは当たり前のことであって、努力と言ったら恥ずかしいくらい、これはもう当たりませのことなんですが、それでも一生懸命やるんですけど報われないときは結構あるわけですよ。でもそんときに自分で、あんだけやったんだからもう今日の実力はここまでなんだって、また明日はどうにかなるわよ!って思うような性格に変えなきゃと、性格って治らないんですけどね、気持ちの持ちようで、ですからそういうときはこのペギー葉山さんの『ケ・セラ・セラ』を思い出して」
4日目は渋沢栄一さんの言葉「とにかく人は、誠実にひたすら努力し、自分の運命を開いていくのがよい。」
書家の金田石城先生の渋沢栄一展でぐさっときた言葉
冬美さん本番前に自分が納得するまで発声練習をするというお話
紅白で「夜桜お七」を歌う本番前に奈落で発声練習をしていた際、天童よしみさんの楽屋にいた天童さんのお母さんがそれを聞いて「冬美ちゃんあんなに練習して大丈夫?本番疲れるんじゃないの?大丈夫?よしみちゃんちょっと止めに行けば?あんなに発生練習したら本番疲れちゃうから」と心配されたと^^;
5日目の最終日は現在の活動についてということで「Love Emotion」の話題
♪ひとり咲き
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