私も今日の冬美便りを読んで感動しました。石井ふく子先生は素晴らしい指導者ですね!
要求される水準はあくまでも高く厳しいのですが、教えられる者に接する態度が本当に優しい。
毎日用意されたというおそらくお手製のお弁当、「良い演技でお返しをして」とのお言葉。
また「不器用な人しか良い役者にはなれない。器用な人は薄っぺらい演技をしてしまう。」というのも
本質を捉えた見事な洞察力に満ちたお言葉だと思います。石井ふく子先生の指導のもとで沢山の一流の
役者さんが育って来た理由が良く理解できました。こういう素晴らしい指導者との出会いが出来たのも
姫様が日々自然と双葉先生に接しておられる誠実さ、またそこから生まれた泉ピン子さんとの友情に
基づくものかと思います。この指導者のもとで研鑽を積んで演じられる明治座での舞台がますます
楽しみになりました。またその後の姫様の次の段階への成長がどのようなものになるのか、期待は
膨らむばかりです!