書き込み遅くなりましたが、もちろん観ました!!!リアルタイムでも録画でも。
渾身の歌唱に思うところ多く、昨日は冬美ちゃんにメール書いて力尽きてました(笑)
こんなにキャリアも人気も実力もある方が、あんなに真剣に一曲に全身全霊を込めて歌唱されることに感動しました!!
緊張と冬美ちゃんはおっしゃるけど、感じるものは緊張とはまた違う「真剣」です。
以前も岸壁の母を歌われたときに同じこと書いたような。。。
この曲が背負ってきたもの全てを心で受け止め、心で伝える責任感や覚悟が真剣な歌唱から強烈に伝わってきました。
今回はじめて感じたことは「母」に見える。ということです。
歌う前にも「戦争も経験していないし、子も持たない私が」とおっしゃっていましたが、その歌唱からは子を持つ母親を強く感じました。
今までが戦争の辛さを伝える代弁者であったとするなら、今回感じたのは当事者の母感です。
コンサートでもしばらく歌われていないし、昨年の明治座では毎日ピン子さんの口上付きで歌われていましたが、またそのときとも違う感覚がありました。
戦争特番でも紅白でもない通常レギュラー番組での一曲としては異質で、いつものつもりで「うたコン」を観ていた方はさぞかし驚かれたと思います。
Twitterにもそのようなことを書いている冬美ちゃんファンじゃない方がいらっしゃいました。
何度も感じていることですが、この歌を歌い継ぐ人として天から使命を与えられた人。天命なんだと思いました。
本当は。。。岸壁の母を歌い継ぐことになったときに、その歌唱の全てを見逃さずに一緒に感じていくことを勝手に誓っていたのですが、、、、無観客。。。それが悔しかったです。
誰もいない客席に向かい、それでも真剣に全身全霊で心を届けてくれた冬美ちゃん。
天命を受け入れ、歌うごとに込み上げる感情。
歌い終えた後のフラフラと倒れるんじゃないかと心配になるような脱力感。
あんなに真剣に本当に文字通りに全身全霊で歌う方は冬美ちゃんか二葉先生しかいないです。
いつか紅白でもこの岸壁の母を歌う日が来るのだろうと、思わずにはいられません。
冬美ちゃんは無理!!!と言うでしょうが、最も多くの方にこの冬美ちゃんの岸壁の母を聴いて、戦争絶対反対の気持ちも、冬美ちゃんが歌に取り組む気持ちも、感じて欲しいなぁ。。。
冬美ちゃんにはいつも笑顔でいて欲しいと願う反面で、倒れそうになるほど全身全霊で表現する冬美ちゃんも観ていたい。
来年の明治座でも、歌ってくださるのかなぁ。。。