TANGOです。
北島三郎さんとのCD、カップリングの「丹後雨情」の題名を見て驚きました。
丹後と言えば、僕の居住地です。ハンドルネームを「TANGO」にしてるのはそのためなのですが。
で、蛇足ですが「岸壁の母」の舞鶴は丹後地方にあります。
京都に 「海」 がある事を知らない方が多い中、この曲は地元PRに強力な助っ人になりそうな予感がします。
丹後雨情の歌詞の中で気がついたことがあります。3番に「みれんは捨てても 傘忘れずに」というところ。皆さんはなんのこっちゃと思われるでしょう。
実は、京都の丹後地方は、裏日本式気候で、冬には日が差したかと思えば、すぐ雨や雪になるという、コロコロ天気が変わる「うらにし」と地元では言う気候の地方なのです。
そこで、「弁当忘れても、傘忘れるな」と地元では古くからいわれており、これを詩にされたのだと・・・。
あとは、「港 丹後」が、どの港なのか?も考えました。
「旅の人」が出てくることから、漁港ではないな。
となると、「宮津」か「舞鶴」しかありません。
宮津は、ニューカレドニアからニッケル鉱石を輸入していますが、旅の人が利用する洒落た港ではありません。
必然的に、北海道へのフェリー航路がある「舞鶴」ですか。
1番の「船は岬の 先の先」という部分、好きです。経ヶ岬という灯台マニアにはたまらない場所が丹後半島の先にあるのですが、その先は、冬場は荒れに荒れる日本海です。
「丹後雨情」全てが僕にとって「アタリ」でして、カラオケレパートリーに加えさせて頂きます。
冬美ちゃん、舞鶴で公演機会あるときは、ぜひこの曲もプログラムに入れて下さい。
りんさんほどの詩に対する深い読み込みは出来ませんが、地元住民として、感じるところを書いてみました。
最後に、僕がシャイ過ぎて、京都公演でりんさんに声がかけられなかったこと、お詫びします。マイルスさんともすれ違いましたが声かけできず・・・。そのかわりと言っては何ですが、北海道からのお嬢さんには、帰りの階段でチョコッとだけ声かけました。
5年前の京都公演、東日本震災当日のコンサートから始まって、ファンの集いのじゃんけん勝ち抜きで、賞品として今回のコンサートの一列目ど真ん中の席を頂き、最高の時間を過ごさせて頂きました。
これも、りんさんのサイトでいろいろな情報を頂いているおかげです。「ほんまにおおきに」