坂本冬美 「すぎもとまさとのBarスターライト」

31日に放送されたラジオ日本「すぎもとまさとのBarスターライト」のゲストは坂本冬美さんでした
杉本眞人さんと冬美さんの会話の感じって独特な感じがします
作曲家の先生で歳上なので敬語で話してるんだけれど、なんかざっくばらんな感じでお話されてますよね
杉本先生は冬美さんを褒めてくれるから好きですね

杉本さん「どうですか35年間を振り返って」
冬美さん「まあ幸せな歌手でしょうね」
杉本さん「いやいや君は日本の歌を担う歌手だから」
冬美さん「いやいや担ってはいないんですけど、でもやっぱり35年間のこのアルバムがね、35周年に合わせて35曲、まあホントは50何曲あるんですけど、シングルとして発売したものを35曲厳選したんですけども、まあ『あばれ太鼓』からデビューして、これ新曲からずーっと遡ってってるんですよ、そうするとホントにいろんな先生方、いろんなアーティストの方に曲を提供していただいて、いろんな歌を歌わせていただいたんだなって」
杉本さん「あのすごくさぁやっぱり坂本冬美という人はいろんな新しい風を吹くんですよね」
冬美さん「あぁそうですか?」
杉本さん「だってそうでしょ、今回一番最初におかけするのは『ブッダのように私は死んだ』、それは桑田佳祐が書いて、書き下ろしですよ!」
冬美さん「そうなんです」
杉本さん「すごいですねぇ!」
冬美さん「これもう私の執念ですね!あのぉデビューする前から学生の頃から大ファンだった桑田さんに一度もお目にかかったことがなくて、2018年の紅白で初めてお会いして、そうしてもう曲を作っていただきたいと思って、もう思いの丈をお手紙にしたためて渡していただいたんです」
杉本さん「あぁそうなの!」
冬美さん「それを快く、快諾してくださって曲を作っていただいたっていう経緯なんですけど」
杉本さん「へぇ~凄いね!」
冬美さん「ねえ!!」

♪ブッダのように私は死んだ

初めてスタジオで桑田さんに対面したときのエピソードを冬美さんが紹介

杉本さん「坂本冬美の凄いなぁと思ったのは、声が・・・なんていうんだろう、ちゃんとパッと聴いた時に、あっこれ坂本冬美だよね!って、だから大切なんですよね!声はね!」
冬美さん「あぁ嬉しい!」
杉本さん「ホントに声が、俺は声であぁなるほどねぇ!って、例えば一回歌を書いたりすると坂本冬美の声が残ってるわけですよ、例えばこういうボロンとメロディを考えた時に、あぁ多分彼女だったらこういうふうに歌うのかなってぇのがわかるんですよ」
冬美さん「もう私の声が先生の中に入ってて・・・ああ嬉しいぃ!」
杉本さん「入ってるんですよ!それは多分桑田圭佑もそうなんだろうなって、それって凄いよね、そういうレッスンって」
冬美さん「貴重な、ほんとに」
杉本さん「それはさなんか撮っときゃよかったのに」
冬美さん「映像撮ってくださってるのいただきましたわたし!」
杉本さん「そう!それ凄いね」
冬美さん「ですから私が死ぬときは」
杉本さん「なんでも鑑定団に出せば」
冬美さん「出さないですよ!私の棺に入れてもらうことになってます(笑)」

杉本さんは冬美さんの曲で好きなのは『蛍の提灯』だとか

『また君に恋してる』の話題では

杉本さん「冬美のファルセットにかかるとこがなんともいえなく、ねっ!」
冬美さん「一箇所だけね」
杉本さん「これがよかったですね!と思います私は、一大衆としてですよ」

♪また君に恋してる

冬美さん「棚ぼたみたいなもんで うっふふ」
杉本さん「いやいやこれはこれで凄いんだよね!坂本冬美って意外といろんな新しいことやってて、忌野清志郎とライブやったりさぁ、凄いよね!」
冬美さん「そうですねぇ、振り返るとホントにそういった出会いがたくさんあって、ですから幸せな歌い手だなと思います!ホントに」
杉本さん「まぁそういう星の下に生まれてきたわけだから、それはしょうがないでしょ!」
冬美さん「そうでしょうかね?うっふふ」

猪俣先生の思い出
冬美さんは猪俣先生と杉本先生は似ているところがあると

『風うた』の話題

杉本さん「冬美に書くって言った時に、オレ吉田旺さんに電話して、『坂本冬美に書きたいんだけど先生どうですか?』て聞いたんですよ、そうしたら『いや~僕は書きたいよ』っていう話で、そうですかぜひお願いします!って、まあオレはこの歌は、時代を感じさせる歌で、昭和の匂いがプンプンするような歌になって、ああよかったなぁと」
冬美さん「今の時代よけい沁みますねこの歌」
杉本さん「たぶんね・・・この時に確かねぇ坂本冬美が言ったんですよ、レコーディングの時に『私ちょっとリキを、気合をいれますから』って、そうしたら鳥肌立つくらいうまかったです」
冬美さん「あぁありがとうございます」

♪風うた

杉本さん「坂本冬美に期待するのはいろんなジャンルの歌も歌ってほしいなって、ホントに思いますよ!それはとっても大切なことだし、その時その時の風っていうかさ、匂いをパーッて自分で撒き散らしていくという坂本冬美でいてほしいなぁと思いますね」

『男の火祭り』の話題

杉本さん「これはねほんと言うとね、オレどうしたらいいの?って、ホントにこれ『あっぱれあっぱれ』こんな感じでいいのかな?とかさぁ、あるんですよ!もっとほら坂本冬美だろ『(村田英雄風に)あっぱれ』みたいにやんなきゃいけないかって色々考えんですよ。でもやっぱり『あっぱれあっぱれあっぱれぇ』しかないよなぁと思って」
冬美さん「いやこれは盛り上がりますよ先生」
杉本さん「これはねぇ自信がない時にディレクターに聴かせるじゃないですか、こういう感じです『あっぱれあっぱれ』、いやいいんじゃないですかって言われると安心するんですよ!そんなもんですよ!作家なんかそんなもんですよ」
冬美さん「あぁそういうもんなんですかねぇ。でもほらレコーディングの時にみんなね、先生もそうですしスタッフがコーラスで参加してくださって、盛り上がりましたね」

♪男の火祭り

コロナ禍で大変なときだけど坂本冬美としてどうしていきたいか

冬美さん「わたしねぇ、ここでホントに我慢して、モチベーションをキープしながらここで気持ちが腐っちゃいけないと思ってるんです。ここでいつお仕事いただいても、いい歌うたいますよっていう状態をこの時期にしっかり作っとかなきゃいけないっていうのがあって、こういう状況がまだまだ続くと思うんですよ。そう簡単にじゃぁコンサートやります、いままでみたいに満杯になりますなんてことはしばらくないと思いますんで、その状況にも負けないで、とにかくお客様がいらっしゃってくださっての歌い手だと思うんで、そういうコンサートがいつかできる日を夢見て、日々コツコツと気持ちをキープしながら」
杉本さん「まぁあなたの場合はとにかく努力の人ですからねぇ」
冬美さん「(笑)嬉しいです、そう言っていただけると」
杉本さん「裏を見てない人はわかんないんですが、ホントに歌う前に発声練習してるのは坂本冬美だけなんですよ」
冬美さん「そんなことないですけど」
杉本さん「そこが凄いなと」
冬美さん「みんなから迷惑がられてるんで、ほんとに」
杉本さん「やっぱり歌い手であるということのあり方をいつも自分で考えてるというのが坂本冬美のとっても素敵なとこだなぁと思いました!」
冬美さん「あぁ嬉しい!ありがとうございます」

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