ずいぶん前に読んだことがあるが、改めて読み返すと、すっかり内容を忘れていた。冒頭の一節のイメージが強すぎるせいか。この本も坂本冬美の曲「雪国~駒子その愛~」の題材となっている。それで改めて読み返したわけである。この前の曲が「羅生門」でこれも芥川の小説を題材にしているが、「羅生門」は小説の内容とは異なり、そのイメージを採用している感が強いが、「雪国」と「紀ノ川」は小説の内容に沿った歌詞の世界が描かれている。あまり売れなかったようだが、いい曲である。
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