坂本冬美 「由紀さおり音楽の宝石箱」

毎週日曜日のお昼前に放送されるNACK5「由紀さおり音楽の宝石箱」
15日、22日の2日間に亘って坂本冬美さんがゲスト出演
この番組にゲストが出演するのは初めてとか

15日の放送では

30周年の記念リサイタルが素敵だったというお話で

由紀さん:客席で見させていただいていたけれどもホントに素敵でしたよ。お着物もそうだけど真っ赤なドレスもすごく印象的だったしねぇ

冬美さん:普段赤ってあんまり着ないんですけども、なにかこう情熱的な気持ちでこのステージに立ちたいと思って赤を選ばさせていただいたんですけど

由紀さん:坂本昌行って徳永さんのボーカリストのアレンジをずーっとなされておられたお方だけれども、私のカバーアルバムをずーっとご縁が会ってやってくださったんだけれども、そのカバーアルバムで冬美さんに『ラストダンスは私に』をご一緒に歌っていただきましたよねぇ!これ以来結構あちこちで色々やらせてもらってますよねぇ

冬美さん:歌わせていただいてますが、もういまだに由紀さまがハモリのところで綺麗にハモってくださるのに、なぜか私が主旋律のくせにつられてしまうという、情けない!ほんとにお恥ずかしい限りで申し訳ないです

由紀さん:いえどういたしまして、この間もちょっとそうだったわ(笑)いやいやあれあれと思っているうちに、まあでもOKでしたから

冬美さん:すみません!普通主旋律の人はつられないですよね

由紀さん:まあね(笑)いやいや

冬美さん:申し訳ございませんホントに

由紀さん:どういたしまして!まあまあ

♪ラストダンスは私に

「ブッダのように私は死んだ」が生まれた経緯のお話

冬美さん:2018年の紅白歌合戦で初めてサザン・オールスターズのパフォーマンスを間近で見させていただいて、青春時代が蘇りまして、実は中学時代初恋の山本くんから教えてもらったサザン・オールスターズに出会ったのが私12歳のときでして

由紀さん:ずるり!そんな話初めて聴いたわ!山本さんだったのね

冬美さん:山本さんだったんです!野球部の アハ

由紀さん:あっ野球部!いや~何?ピッチャー?

冬美さん:キャッチャーなんです

由紀さん:キャッチャー!いやぁ渋いところですなぁ

冬美さん:私もソフトボールのキャッチャーで

由紀さん:あぁそうかそうか

冬美さん:グランドの端と端で向かい合わせに座っているという

桑田佳祐さんとビクターのスタジオで会ったときのお話

22日の放送では

YouTubeのお話

由紀さん:小さな太鼓たたいて歌ってらっしゃいました、あれ見ましたよ(笑)

冬美さん:お恥ずかしい、あれはマネージャーが一生懸命小道具とか考えてですねぇ ウッフ

由紀さん:そうねぇ、優しいなぁと思って

冬美さん:まさかこれをたたけって言うとは思わなかった、飾りだけかと思ったら、たたいてくださいと言うもんですから

由紀さん:でもさぁ、そういうの臨場感溢れてさぁ、お家でやってらっしゃるっていう感じが出てすごく楽しかった、もう大笑いしてました私達

冬美さん:恐れ入ります!ホントお恥ずかしいんですが、ホントにYouTubeをやってちょっとバカなところがばれてしまいまして、もう恥ずかしいとかテレはないですね

由紀さん:なるほど!まあそれはこういう状況下になってチャレンジしたことで少し気分が変わってよかった一面ですかねぇ

冬美さん:そうですね!結果的には、そういった意味では殻を、よろいを外すことができましたので気持ちが楽になりました

・・・

思い出の宝石について

冬美さん:私の誕生石がアクアマリンなんですね

由紀さん:ピッタリねぇ

冬美さん:そうですか、ありがとうございます。恩師の猪俣公章先生が生前ですけれども、先生指輪大好きな方でいつも大きな石の指輪をつけてらしたんですね。でご自身がつけてらっしゃった指輪の中から、私の誕生石がアクアマリンだとっていうのを知られて、あっじゃあこれお前に上げるって、プレゼントしてくださったんです。で結果的にそれが形見となってしまいましたけれども、今はもうそのままの形で

由紀さん:そお、時々それを取り出して見たりなんてことはありますか?

冬美さん:普段は金庫に入れてるんです(笑)

由紀さん:それはそうですね、それは大事ですよ(笑)

冬美さん:金庫に入れてるんですが、一応取り出して先生の御命日ですとか、何かあったときにちょっと見たりなんかしてますね。でもこれは先生からいただいた、先生がつけてらっしゃったものだから、ホントだったら例えば形を変えてネックレスにするとか、ということも考えたんですが、でもそのまんまの状態で置いてあります。大事に!

「ブッダのように私は死んだ」で難しかったところは?

冬美さん:音域が広いってこともあるんですが、なんて言うんでしょう・・・このテーマがこういうテーマですので、なのでやはり重くなったり怨念的なね、この主人公の女性が怖い女性にならないように、あくまでもホントに好きな人に、最後にかけた人に尽くして尽くして殺められてしまう、気がついたら魂が「あら土の中にいたわ」っていうところからスタートしますんで、ホントだったら恨みがいっぱいあるんだけれども、でも結局この「ブッダのように私は死んだ」、お釈迦様のように悟るんですよね、何を悟るかって、結局騙されてもまた生まれ変わったら同じように男の人を好きになって、っていう変わらない!自分は変わらないっていうことを悟るんですけども、どこまでもかわいそうで哀れでなにか抱き締めたくなるような、そんな女性を怖くならないようにっていうことを心がけて歌ってます

由紀さん:あぁなるほど!やっぱりひとつ消化するっていうか、怨念とかドロドロとしたものをくぐり抜けてそこに立って歌っているという女性像を歌い表す、表現し皆さんに感じてもらうという、そこを心がけるということですね!ホントにチャレンジであろうかと思いますけど、頑張ってクリアしてくださいませ。何ができるかわかんないけどとりあえず応援してますので

冬美さん:もうこの番組に呼んでいただけただけででもう、ゲスト初めてですものねぇ

由紀さん:そうなの、この後ないと思う!(笑)もう一回あなたに来ていただくくらいよぉ

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