「凛」

石城先生の「凛」のカラフルな書、ステキですねぇ・・・

「凛」の書といえば、そろそろ時効でしょうから自慢させていただきます。

うちには冬美ちゃんが書いた「凛」の書が飾られております。

冬美ちゃんが書を初めて１３年ということは、きっとその頃のものだと思います。
昔すぎていつだったか忘れました（笑）

あるチャリティーオークションに冬美ちゃんの書も出ていると聞き、確か銀座だったと思いますが平日だったので観には行かれないと諦めておりました。
その頃はちゃんと平日は休まず働いていたのです（笑）

で、ガラケー時代ですねぇ・・・観にいったファミリーから冬美ちゃんの作品が「凛」という文字だと知らされ、ぜったいに入札したほうがいいと（笑）

それでも仕事中だし見にもいけない書にいくらで入札していいのか、どんな大きさなのかもわからず画廊？に電話をしました。

どんな大きさかを知りたかったのですが、入札の案内の一文とともにファックスしてくれたのが、Ａ４サイズにその方がマジックで大きく「凛」と書いて四角く囲った文字でした（笑）

いや、その・・・写真とかさぁ。メールとかさぁ・・・あるじゃん。ほかに伝達手段が・・・

添えられた一文も「この用紙に金額を記載してファックスしてください。」の「ス」が抜けていて（笑）

爆笑すぎるこの対応に、一番仲の良かった同僚にガマンしきれず話したら
「どうせ仕事も手につかないんでしょうから、自分で見てきたほうがいいですよ」

そういわれて、多分ダッシュで銀座（だったと思う）に見に行き、ソッコーで入札しました（笑）

めでたく落札し、額縁入りだったので郵送で傷ついたら嫌だからと自分で受け取りにいったと思います。
意外と大きくて（笑）

どのくらいの大きさかな？今家じゃないからわからないですが４０～５０センチ四方くらいかなぁ。額縁サイズで。

で、当時住んでいたのが１Ｋだったので、キッチンの近くにしか壁がなくて。
料理なんてしないけど、それでも油とかついたら嫌だし、部屋にもぜんぜん合わないし。

頑張って働いて、「凛」が飾れるような２部屋以上ある家に住めたら飾ろう。と決意して敢えてのお蔵入りにしたんです。

それから２年くらい経って、念願の引越しができるくらい稼いで（笑）新しい部屋を探す条件は「凛」を飾れる壁のある部屋でした。マジで。

それから色々あって（笑）３回引越ししていますが「凛」の居場所は必ずテレビの横の白い壁です。
冬美ちゃんを観るのはテレビですから、その横に「凛」があると落ち着くのです。

今は部屋は片付いてなくて汚いですが（笑）仕事でも人生でも目標を持たせてくれるのは、いつでも冬美ちゃんですし、努力ということと縁遠いサボリ症という病の特効薬も冬美ちゃんですし、「凛」の書を見ると、冬美ちゃんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

あ。ちなみに私の「りん」というハンドルネームはもちろん「凛として」の「凛」から拝借したもので、「凛子」さんというハンドルネームの先輩がいらしたことと、「凛」と漢字で名乗れるほど凛としていない半人前。ということでひらがなの「りん」にしました。

ちょっとは頑張るようになったとはいえ、冬美ちゃんのようにマジメにしっかりと積み上げるような暮らしはできないので、いつまで経ってもひらがなの「りん」でよかったと思います。（え？諦め？？）

やっぱり気になるから調べたら２００７年でした。１２年前かぁ・・・駒子の頃だったようです。
羅生門の次が駒子だから、書をはじめて１年ちょい位の頃でしょうかね。

頑張って探せば過去モノの冬美ちゃん便りに「凛」の写真もありました♪

誰にも言わずに入札＆落札したので、名乗り出ることも出来ず、抜け駆けして作詞大賞の出待ちに行ったんだよなぁ（笑）
それも、テレビで作詞大賞見ていたらスタジオの名前が出て、「あれ？コレ行ったら会えるんじゃない？？」と思いつき、お祝いだから花束買ってダッシュして・・・
きっと待ったのは１時間くらいだろうけど、ひとりぽっちだし、本当にそこでいいのかもわからないし、とにかく暗くて長く感じたなぁ・・・

それでも車で出てきた冬美ちゃんに会えて♪

「おめでとうございます！」

って花束渡したら

「私が受賞したわけじゃないよ（笑）」

と言われ（笑）

本当に昨日のように思い出せるなぁ。
昨日の晩御飯は思い出せないのに（笑）あ。お蕎麦だ。まぁいっか。

まぁ、そういうわけで私にとって「凛」の書は、冬美ちゃんが書いたこの１枚が宝物なのです。

そんな自慢話でした♪