水戸コンサート

随分と省略されていますが、これから書けるかな？書こうかな。と思っていたところに書き込みがあったので嬉しいです♪

では、断片的ですが、私のために歌ってくれた「あなたしか見えない」を重点的に←大バッシングですね。
でもいーんです。
イヤホンから毎日歌ってくれているラブソングス6は、とてもとても自分だけに歌ってくれている気分にさせてもらってましたので、ステージで満員のお客様に向かって歌っていても、私だけのためかな？と皆さん思われたのではないでしょうか？

あ、こんなペースでは朝になっても書き終わらない。

まず、皆様に申し上げたいのは、本日の冬美ちゃんはいつもに増して絶好調の素晴らしいお声だったのでございます！！

昼の部では登場から、たっくさんの掛け声もかかり、会場も超満員。会場の形も二階がなくてせり上がるように広がる大きな一階席のみで、前方の座席から振り返ってみると、最後列のお客様の顔まで重ならずにハッキリ見えます。
そこにギッシリのお客様。
おそらく冬美ちゃんも大好きなタイプの会場ではないかな？と始まる前から胸が躍りました。

オープニングトークも弾み、大御所有名ファミリーのT川さんが小さな声をかけたのも聞き逃さず、

「先ほどは大きなフルネームのご声援を頂いたかと思ったら、こちらからは蚊のなくようなお声で（笑）はいはい。皆さんちょっとお待ちくださいね。こちらで何かおっしゃってますので。」
とT川さんの目の前に移動すると、

「あ。立ち上がらないでそのままで！今日は会場に来る時に転んでしまったと噂を聞きましたよ。大丈夫ですか？具合悪くない？もし具合悪くなったらすぐに言ってくださいよ。」

ステージ下の係りの方に
「よろしくお願いしますね。よく気をつけて見ていてくださいね」とお願いまで。

「病院に行ってくださいよ。大丈夫ですか？」

「え？明日行く？（笑）このコンサート終わってから今日じゃ病院間に合わないかしら。心配ですよ。来年は30周年ですからね。元気でいてくれなければ困りますよ。わたしも30年経ったということは、応援してくださる方々にもそれだけの月日が流れていますから、皆さん元気でいてくださいね」

そんなやりとりです。

ファミリーを気遣うお気持ちはもちろん、ユーモアを交えて会場を飽きさせずに会話をする、この辺りも神業です。

T川さんが立ち上がろうとする前に、スススッと自然にステージから階段を降りて、
「立たないでください。座ったままで、握手いたしましょう。」
と自らがごくごく自然に動くこれまた神対応。

こーゆー姿がコンサートでしか伝わらない冬美ちゃんトークなのです。ニシシ♪

男の火祭りでの♪そーれ！♪の応援、振り返りましたが期待以上の全員参加で、客席から観てもこんなに気持ちいいんだから、冬美ちゃんはステージからこの光景を見るのは圧巻だろうなあ。と。

進まないのではしょりますが、冗さんとのトークでラブソングス6のポスターパネルが持ち出されると、突如、
「こんなに宣伝したからには一曲歌わないと申し訳ないじゃないですか」
と冬美ちゃん。

会場大拍手。

てっきりアカペラでワンフレーズ何か歌ってくれるのかと期待したら、

「みなさん5分くらい（終演時間が）延びてもいい？大丈夫？」

大拍手！

冗さんも驚いて

「バンドのみなさんが・・・大丈夫ですか？予定にないので・・・」

冬美ちゃんも、あっ！という顔をして振り返ってバンマスに近づきながら

「あなたしか見えない。大丈夫？いける？オッケー出ました♪」とノリノリ♪

「今朝譜面が届いて、一回しか練習してないから・・・練習だと思って聞いてくださいね。下手だったらごめんなさい。レコーディング以来初めて歌うので。照明さんもごめんなさいね。予定にないから照明もないですけど、歌わせて頂きますね。」

もう、夢のようです♪

失敗したらとか、間違えたら。じゃなくて、ヘタだったらごめんなさいね。ってゆー表現もまた大好きでした。下手な冬美ちゃんなんか見たことないのに。
自己評価の厳しい冬美ちゃんしか使わない表現だなあ。と。

そんなこんなで、あの紅白のときのお着物で突如として「あなたしか見えない」を歌ってくれることになりました。

さらに

「冗さん、ちょっと（言葉が思い出せないけど、下がっていてください。はけてください。引っ込んでくださいの意味のそんなに失礼じゃない言葉でした）」
「で、歌い終わったらまた出てきてくださいね」

このやりとりも面白かったのに再現できなくて残念。

とにかくそれで歌うことに。

舞台中央で少し照明が落ちて、ふーーっと一息ついて、集中するように目を閉じて・・・

イントロが流れて・・・

ちょっと強めのエコーがかかったような歌い出し。

サラリと。でもしっかりと。はぁ。かわいい。

♪キスもうまくないの♪
を歌う時に少し照れたように目を閉じて下向き加減。

もう！！キュンキュンするじゃんかーーー！！

紅白で着た派手な振袖姿と、等身大の歌詞の生々しい感じのギャップが、より「素」な感じを連想させてキュンキュンきます。

♪愛さ〜〜〜ずに〜〜♪のサビへの入り方が突然の高音でも当たり前のように的確に気持ちいい声のままでてきて、ここに違和感を作らずに歌えるのは冬美ちゃんただ一人だと強く思いました。

普通は（ほらいきますよ！サビがみせどころですからね。タメました、リキみました、さあ、聞いて！）みたいないやらしさが出そうな歌なんですよお。

それが冬美ちゃんは、究極の清廉性を保つ歌詞の通りに、歌い上げすぎずに「大胆になれないの」の歌詞の世界から出ることなく、ナチュラルに心の中の声として、「愛さずにいられない これは本当よ」と歌うのです。

ラスト近辺はもっと複雑に伝えたい。いや、伝わらなくてもいいけど、自分の気持ちに嘘がつけないから、うまく私の心は伝えられないけど、こうとしか言えない。
の気持ちで
♪愛さずにいられない 悲しいほどよ♪

と歌っていきます。

控えめだけど真っ直ぐで、そして高度なことも努力で自然に見えるほどに完璧にしているからこそ、誰にもできない表現があるんだと。もう、歌の内容ももちろんなんだけど、歌い方、伝え方も含めて「坂本冬美を聴いている」の究極形としか思えないのです。

そんなあなたが大好きで、こちらこそあなたしか見えないですよ！！！悲しいほどなのは私ですよ！

誰もがそう思ったのではないでしょうか。

熱くなりすぎたのでクールダウン。

夜の部では、ドレスのコーナーでコスモスを減らして、酒と泪と男と女のあとに、あなたしか見えないを入れてくれました。

あのピンクのドレスにはいつも釘付けですが、あなたしか見えないのときは、その歌声に酔わされて、ドレス姿が気にならない。というかもっと中身の冬美ちゃんの心を見ているようで、なんとストールがどうなっていたかさえ覚えていないのです。

というわけで、他にも色々とありましたが、力尽きたのでこの辺で。

いやーーーーーー、とにかく素晴らしい！！

「下手だったらごめんなさい」
という冬美ちゃんと
「愛さずにいられない」
という冬美ちゃんがイコールすぎて・・・

（この話しはあと５時間ほどぐるぐると繰り返されるので割愛。）

支離滅裂ですいませーん！

• この返信は8年、 11ヶ月前にりんが編集しました。
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わたしもーー♪♪

まず気にしたのが、お客様の帰宅時間ですよ！いやー素晴らしい。

昼の部では90才以上の方がどんどんと増えて、何人かに渡したあとに更に何人か手を挙げているのが見えたようで、冗さんが
「手を挙げて頂いてありがとうございます。でも全員に差し上げるわけにはいかないのですよ。限りがございます。」

と言うと冬美ちゃんは

「なんてことを！皆さんに差し上げますよ！売るほど持ってきているんですから（笑）」

冗さんが「いいんですか？太っ腹ですねえ。」と再び確認すると、
「いいんです。事務所のものですから（笑）」
とお茶目。

笑わせながら、嫌味にならないように、でもお客様へは最大限のサービス♪こーゆー判断力もたまらなくカッコイイですよね♪

昼の部では、北海道から来たという女性がオープニングトークのときに挙手して
「北海道から来ました！」
と言うと
「え？北海道？わざわざ？握手しましょう！」
と呼び寄せ
「年内のコンサートが、今日含めて３日なので、全国から今年最後ということでいらして頂いてるんですよね。ありがとうございます。」

と。一人と握手しながらも、他にも遠くから来たファミリーへの配慮と、そんな遠くからでもない地元の方々にもさりげなく説明を入れる配慮。神業です。

夜の部では、オープニングトークで遅れてきたお客様に、どちらからですか？それは遠いの？と聞いていたら、

「え？１時間？じゃあ遠くからありがとうございます。え？本当は30分？どういうことでしょう？ええっ！車で30分なのに駐車場に入れるのに30分！！！」

とお客様とのやりとりをご自分で実況中継。
すかさず、
「それは申し訳なかったですねえ。みなさんも大変だったんですね。どうにかして欲しいですね。ちょっと関係者の方！ということなので、なにか改善をお願いします！」

というと会場から拍手でした。

夕方のラッシュと駐車場渋滞でかなり遅刻したお客さんもいて、更に間に合いはしたけどイライラしていたお客さんも多かったようで、このトークで多くの方のイライラが収まり、客席が温かい雰囲気になりました。

さらに、客入れが押したことで、立ち見で並んでいたお客さんも寒い雨の中、ずいぶん長い間外で並んでいたのですが、立ち見のお客さんもほっこりしたんじゃないでしょうか。

自然な気配りと親近感のもてる話し方、普通の感覚でお客様の立場で考え、さらに会場のミスであろうがスタッフのミスであろうが、率先して「大変申し訳ございません」と代表してまずは謝罪するという座長感。

よく「人柄がいい」という表現で冬美ちゃんを言うときがありますが、具体的にはこーゆーことからファミリーはお人柄を感じるのです♪♪