今も輝きを放つ昭和歌謡。百花繚乱、幅広いジャンルの様々な歌が人々の心をとらえた。 その一翼を担った作詞家の阿久悠は生涯で5000近くの詞を書き、数多くの名曲を世に送り出した。その阿久悠が最も多くコンビを組んだのが、“天才”と謳われた作曲家の三木たかしである。 その数458作品。代表作には石川さゆりの不朽の名作「津軽海峡・冬景色」がある。三木たかしは阿久悠より8歳年下。
しかし2人は歌に対する姿勢など共通点も多く互いにリスペクトしあっていた。奇しくも2019年は阿久悠の13回忌、三木たかしの没後10年にあたる。今回、貴重映像と未公開映像また関係者の証言で二人の音楽人生と知られざる絆を二人のヒット曲と共に紹介する。 *阿久悠(昭和12年2月7日‐平成19年8月1日、70歳没) *三木たかし(昭和20年1月12日‐平成21年5月11日、64歳没)
石川さゆり 岩崎宏美 あべ静江 黛ジュン(三木たかし、妹) 深田太郎(阿久悠、長男) 矢部公啓(元コロムビアレコード、「津軽海峡・冬景色」ディレクター)
♪津軽海峡・冬景色/石川さゆり ♪また逢う日まで/尾崎紀世彦 ♪夕月/黛ジュン ♪舟唄/八代亜紀 ♪夜桜お七/坂本冬美 ♪みずいろの手紙/あべ静江 ♪乙女のワルツ/伊藤咲子 ♪能登半島/石川さゆり ♪思秋期/岩崎宏美 ♪時の流れに身をまかせ/テレサ・テン ♪北の宿から/都はるみ ♪北の螢/森進一 ♪コーヒーショップで/あべ静江 (他)