2015年8月30日 NHKのど自慢 秦野市文化会館

まず、はじまる前の会場の雰囲気は、思ったほど変わりませんでした。

モールのついたキムタクうちわなどを持っている方もいましたが、年代はいつもののど自慢も出演者のご家族や友達が多いのでお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで客席にいます。

今回は30代~40代がいつもより多いかなぁ。という感じ。

SMAPさんも芸歴が長いので、ファンの方も若い!という感じでもなく幅広いファンの方がいるんだなぁ。そりゃそうか。と思いました。

開場前の引き換えの列も、冬美ちゃんファミリー、SMAPさんのファン、地元ののど自慢ファン?の方々が見分けがつかない感じで早朝から行列でした。
前日の昼から並んで1番を守っていたのは冬美ちゃんファミリーでした(笑)

のど自慢の会場は身内(出場者のお知り合い)が多いので、いつも協力的で盛り上がるのですが、SMAPさんファンが加わったことで更に盛り上がりやすい状況に。

放送前から「特別感」と「はじめて感」が充満して期待に満ちた雰囲気でした。

盛り上げ上手な司会の小田切さんが登場して、香取くんも登場するとワイワイしてきて、出場者のあとにSMAPが揃うとやっぱり超豪華な雰囲気。その後に続くように冬美ちゃんが登場♪

絶えず微笑みながら、青の風うた用の衣装がまぶしく、控え目でも存在感があり、SMAPとの並びもとても自然。

冬美ちゃんの一言目はVTRを見ながら、秦野の名産品の収穫風景を尋ねられて
「クレソンですか??」

これに、中居くんが
「違うでしょ!!」のつっこみ。

「あ、落花生ですね!」

この会話なのですが、会場ではVTRが見られないので、落花生とクレソンってぜんぜんちがうじゃん!
ということで、テレビで見るより大爆笑でした。

SMAPの登場とステージ上に大人数がいる(通常は歌手2人。SMAPだけで4人プラス司会サポートの香取君で5人。さらにお着物姿の冬美ちゃんで6人)圧迫感から、ちょっと固くなっていた会場が一気にほっこりした雰囲気になります。

トップバッターが紹介され、水着で歌い踊る姿に会場大爆笑。

冬美ちゃんは中居くんのお隣で、いつもののど自慢と同様に出演者の歌を楽しみ、感動し、時折中居くんと何事か話していました。

いつもより時間に余裕があるので、ひとりひとりの歌が長く感じたのと、コメントをひとりひとりに聞いているので、ともすると間延びした感じになるのですが、素人さん&NHKでどこまで突っ込んでいいのか台本ぽいしゃべりのSMAPに比べて、勝手知ったる・・・という感じで「いつもどおり」の冬美ちゃんにほっとします。

上手な歌には目を閉じてしっかりと耳をかたむけ、おもしろいパフォーマンスには仰け反って大笑い。
合格すれば供に喜び、冬美ちゃんの歌を歌ってくれた出演者の方には心からの感謝と賛辞を。

いつも冬美ちゃんの出演するのど自慢は面白いですが、SMAPが出演する「特別」な会に冬美ちゃんが出演したのは、「のど自慢が得意」だからなんだなぁ。と納得しました。

緊張している出演者には、歌う前にも自然に背中をポンポンして励ましてあげたり、歌い終えた出演者には笑顔で出迎えて称えています。

予測不可能な素人出演者の方との接し方、話し方、いつも当たり前に見てしまっていましたが、のど自慢が盛り上がるかどうかはゲスト出演者の力も大きいんだなぁ。と思いました。

SMAPは5人でそれぞれの役割があるようで、個性のかぶらない5人がそれぞれにテレビで見るSMAPのイメージそのままのコメントをしているのも新鮮でした。ぶれないというか、さすがでした!

番組中盤で、突如として冬美ちゃんが「風うた」を歌うことに。

いつもは全出場者が終わってから審査中に2組続けて歌うので油断していたので驚きました。

トークをしてすぐ後に一息もおかずに歌なので、楽しいお姉さんから歌手・坂本冬美に戻れるのかちょっとだけ心配で、みんなでたくさん掛け声をしました。

全く心配はいらなかったようで、「プロ」の歌で風うたの世界観。一気に客席も聴くモードです。
長い間奏の間にも、その世界観が崩れることはなく、派手な演出もセットチェンジもなく素人さんと同じ状況でもマイク1本で風うたの世界を作り出してしまった冬美ちゃんがかっこよかったです。

再び出演者のパフォーマンスがはじまり、何曲目かにはさきほど冬美ちゃんが歌った風うたを歌う方が登場しました。

ご本人の後では歌いにくいだろう。やはりプロの歌は最後にしてあげればいいのに・・・と前奏のときは思っていましたが、しっとりと重みのあるオリジナルの風うたの歌唱がはじまると客席もじ~~~ん・・・(感動)

風うたを知らない方も多かったと思うので、冬美ちゃんのお手本をしっかり聴いたあとだったので、かえって出演者の方の風うたが歌詞も歌い方も含めて沁み渡った感じがしました。

あ。これで正解だったんだ。すごいなNHK。そんな風に思いました。

冬美ちゃんも静かに聴いていましたが、歌いおわる合格の前から感動している様子。
目に涙を浮かべて
「本当にいい歌!あらためていい歌だと思いました」
これはTVで見た方も会場でみていても、みんな同じ感想ではないでしょうか。

人生を重ねてともに歩める楽曲。なかなかあるものではないと思いました。

全出演者のパフォーマンスが終わると、一度冬美ちゃんんは退場してSMAPのSHAKE。

アドリブの歌詞もあって、とっても盛り上がりました。

終わってからアトラクで「(客席が)近い!こんな機会はめったにない!」とSMAPの方々が言っていましたが、狭いステージで5人が歌い踊るにはなかなか不自由だったと思いますが、やっぱりテレビでみるスターさんのオーラをまとっていて、存在感というか豪華なものをみた。ラッキー♪という気持ちでした♪

各賞の発表からエンディングまで、ここじゃ映ってないんじゃないかな?というほど端っこで過ごす冬美ちゃん。

すべての収録が終わると、記念撮影となり何枚も集合写真を撮っていました。

撮影のときに近かった木村さんや中居さんと何事かお話しされていて、どんな声をかけあっているのかなぁ。
ととっても気になりました。

もっと「SMAP♪SMAP♪」みたいなルンルン的な感じになるのかと思っていましたが(←私、バカ)、慣れない場所に慣れない拡大枠。出演者はもちろん初めての方ばかりだし、SMAPさんも普段とは勝手がちがう。で、そんな中生放送。ということで、冬美ちゃんは「いつもののど自慢」でみせる平常心で常にいろんな方々に気配り、目配りをしながら大忙しに見えました。

無事にあの生放送を成功させるために、冬美ちゃんが選ばれたんだ。と終わってみてやっぱりそう思いました。

そういえば、新番組の公開番組の最初のゲストとか、構成が大きくかわったときの最初のゲストとか、なんだかどういう番組になるのか予想ができないようなときに冬美ちゃんがゲストってあるような気がする・・・

キャリアがあっても大物ぶらないところとか、機転が利くのでちょっと間があいてもなんとかしてくれるトーク力とか、過剰に目立とうとしないところとか、どんな状況でもしっかりとプロの歌唱をしてくれるところとか・・・きっとわがままな要望とかしない方なんだろうなぁ。とか。

ガールズファクトリーでも浮かないでしっかりアピールにはなりつつ、決して出過ぎない。という絶妙な感じが冬美ちゃんを演歌ファン以外の方と結びつけるんでしょうねぇ。

あ、感想ばかりになってきちゃった。

アトラクはSMAPからで「オリジナル・スマイル」
何度も聞いている代表曲なので、私でも客席の振り付けがわかるくらい♪
なんと、客席に下りての大サービスで客席テンションマックスまで沸騰しました。

さすが、国民的アイドル。といわれるだけあって、その場にいる人みんなを幸せにしてくれます。
僕たちが来たからには、必ず全員楽しかったといわせてみせる!みたいな心意気を感じました。

冗談で
「普段はドームとかでしか僕らは見れないんですよ」
とか
「客席が近いし(小さいから)新鮮!」

そんなトークをしつつ、出場者の方々も巻き込んで、本当にSMAPらしさ全開の明るく楽しいステージでした。

こんなに盛り上がって、そしていなくなってしまったSMAP・・・冬美ちゃんやりにくいだろうなぁ。

とひそかに思っていたら(←また、私、バカ)、冬美ちゃんは登場するなり、超ざんねん!というお顔で、

「んも~~~~~~!SMAPさんとハイタッチとかずるい~~~!私もやって欲しかった~~~!!」

ファミリーもここは頑張って盛り上げなくちゃと冬美ちゃんコールを繰り返してると、多少照れた感じで

「はいはい。ちゃんと聞こえてますよぉ。」と耳をさわって「もう大丈夫。静まれ!」とでも言いたげ(笑)
ちがうかな???

「私も客席に行ってハイタッチでもしたいんですけど・・・1曲みんなで出来る歌がありますからそれをやらせていただきますね。」
「男の火祭りといいまして、あっぱれ、あっぱれ、ソーレ!というところがありますので、みなさんもソーレ!で拳を突き上げてください。決して前の方をなぐらないようにお願いします!」

もう、完全にあたたまりきっている客席はヤンヤヤンヤです。

客席みんなでソーレ!!をやって盛り上がり、その盛り上がりのなか、出場者の方々や客席、小田切さんにもいっぱいご挨拶のペコリをしてはけていかれました・・・いかないで~~~!もっと~~~!という気持ちでいたが、大満足でもありました♪

楽屋口は厳戒態勢で、柵やパーテーションで覆われ、一目見るのも無理かなぁ。と思いつつ、少し離れた道路で冬美号(お車)を待っていると、タイミングよく信号と止まり、窓を開けてバイバイしてくれました。
「SMAPさんと間違われる(と大騒ぎになってあぶない)から、閉めるね」と言って、窓を閉めましたが、信号が青になって発進するときに、また窓をあけてバイバイしてくれました。

この一連の行動もSMAPさんファンが目撃していたようで、ファンサービスがすごい♪とツイートされていました。(ので、ここにも書きました)

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