ミスター・ロンリーのメロディに乗せ「~遥か雲海の上を音むなく流れ去る気流は~」という城達也の名ナレションがFM 放送から流れてきたとき以来、どれほど聞き入ったことでしょう。その残像から今でも極力JAL を利用しています。私がJALに乗ると冬美ちゃんに出会う確率は非常に高いのです。先週大分行で越冬つばめを歌う冬美ちゃんにフライトで会うことができました。羽田から一直線に大分に向かい瀬戸内海を縦断します。左眼下に見える瀬戸内海はまるで海というより大河のように見えます。少しずつ高度を落とし始める直前に忽那(くつな)諸島、冬美ちゃんの第2の故郷の中島がはっきり見えてきました。第2の故郷の中島をぞみながら冬美ちゃんの歌が聞けとても幸せな気持ちになりました。遥か雲海の上を音もなく流れる気流、そのなかを「ヒュルリー」と高音域を歌う冬美ちゃんの澄んだお声はさらに透明感をましてこの世のものとは思えませんでした。